ウィリアム・ヒルの動向がかなり気になるぞ | オンラインカジノファン

いつの間にかそんなことに

イギリスの老舗スポーツブックとして有名なウィリアム・ヒル。
その経営権をアメリカのカジノ運営会社が手に入れるとの情報が入ってきました。

28日のロイターの発表によると、米カジノ運営のシーザーズがウィリアム・ヒルを29億ポンドで買収する方向で協議を進めているとのこと。

もともとシーザーズはウィリアム・ヒルと共同で会社を設立し、その運営も行っていました。
なので、特に意外というわけでもないのですが、運営会社が変わるのは大きそうです。
ただし、シーザーズのCEOトム・リーグ氏は「両社のカジノ施設、スポーツ賭博、オンライン賭博事業を米国で統合するというのは、実に素晴らしい構想だ。ウィリアム・ヒルのスポーツ賭博分野の専門知識でシーザーズの既存のサービスを補強できる」と語っているので、ウィリアム・ヒル自体に変化はないとも考えられます。

ウィリアム・ヒル買収に関してはアメリカの企業がかなり積極的で、25日にはアポロ・グローバル・マネジメントが買収に動いているという発表もありました。
この時の予想買収額は29億ポンド以上だったのですが、その後の動向ははっきりしません。
シーザーズも、日本のIRに乗り出したと思いきや、すぐに手を引いたりという過去があります。

カジノ系の情報に関しては、実際の動きがあるまではなかなか信用が置けないものなので、この件についてもまだ様子見といった感じでしょうか。
本当に買収となった時、シーザーズがウィリアム・ヒルをどうするのか。オンラインカジノにも影響があるのか。
気になる点も多いため、しばらく注目しておきたいと思います。

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