2025年の万博は大阪で決まり
日本時間24日未明、博覧会国際事務局の総会が開かれ、候補地に手を挙げていた大阪が、ロシアのエカテリンブルクとの決選投票に勝ち、開催を決定しました。
速報でニュースなども流れたので、ご存知の人も多いかもしれません。
この先、たぶん松井府知事やアンバサダーを務めるダウンタウンの２人を目にすることも増えるでしょう。
■反対派が一斉に動き出した
それ自体は、まぁなんということでもないのですが、問題は万博にカジノが絡んでくることにあります。
というのも、万博の会場となる大阪湾の人工島「夢洲（ゆめしま）」は、カジノを中核とする統合型リゾートの予定地（正確には隣り）だからです。
松井府知事をはじめ、おおさか維新の会および大阪維新の会がカジノ誘致を本格化させるのは間違いありません。
もともと、地理的にも有利と目されていた大阪が筆頭候補に挙がったと言ってもいいでしょう。
とはいえ、そう簡単にはいかない事情もあります。
すでに大阪では、共産党などがカジノ誘致に反対する姿勢を見せています。
また、「大阪カジノに反対する市民の会」も、「なんであかんカジノ」と題したシリーズ学習会を月１回のペースで始めることを宣言しています。
なかには、埋め立て地にカジノを作って安全性は平気なのか、という声もあるそうです。
（ま、お台場を考えれば平気だとは思いますが）
■カジノ予定地の決定はいつになるのか？
カジノ法案が可決したことですぐにでも進むかと思われたカジノ構想ですが、現実のところ遅々として進んでいません。
というのも、カジノに関連する法律の変更などが大量にあるからです。
候補地に関しても、噂は上がるものの、決定にまでは至っていません。
ここからは予想になりますが、おそらく候補地が決定するのは2020年～2022年ごろの間。
実際にカジノの運営がはじまるのがだいたい2025年ごろ。
と聞いて、はっと気づいた人もいると思います。
そうです。2025年とは大阪万博開催の年なのです。
これはもう、大阪にカジノができるのはほぼ確実と言ってもいいのでは？
となると、残り２つの都市はどこになるのか、第一本命は東京、ではあと１つは？
…わかりません。気になるところなので、続報を待ちたいと思います。
そんな先のカジノよりオンラインで楽しみたいという人はこちらをどうぞ。
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