迷走するカジノ法案
カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案、通称「カジノ法案」は成立しましたが、その後の進展状況がまったくわかりません。
日本国内に3カ所、入場制限あり、などは明かされたものの、いったいどこにできるのかもいまだに決まっていない模様です。
そんななか、アメリカの大手IR運営企業であるウィン・リゾーツが動き出したというニュースが入ってきました。
今回はその詳細を追ってみたいと思います。
■ウィン・リゾーツって何だ?
統合型リゾート施設(IR)運営をてがけるウィン・リゾーツは、アメリカの大手の会社です。
従業員数は2万5千人で、本社はネバダ州にあります。
ラスベガスやマカオにカジノ付リゾート施設を建て運営していることで有名です。
この会社が日本法人「ウィン・リゾーツ・デベロップメント・ジャパン」を立ち上げました。
そして設立記者会見で代表者のクリス・ゴードン氏が次のようなことを述べたのです。
- 東京、横浜、大阪など大都市を中心に考えている
- 80億~90億ドル(約8960億~約1兆円)を投資する
- エンターテインメント、飲食、小売り、ホテルなど1週間、1カ月でも楽しめるものを作りたい
- 年間の運営費は、人件費が中心で9億4千万~14億ドル(約1052億~約1568億円)になる
- 優良と思われている日本企業と組んでIRの信頼性を上げたい
これはかなりマジだと言わざるを得ません。
IRに関してのノウハウがあまりない日本企業に太刀打ちはできないでしょう。
ウィン・リゾーツの本気度はウェブページからもうかがえます。
これまで英語表記だったものが日本語版も公開したのです。
それがこちら(画像にリンクが貼ってあります)。
ページ内でCEOのマッド・マドックス氏は、このようにも述べています。
「究極」を追い求めるその精神性にふさわしい、革新的な”Made in Japan”の統合型リゾートを創造したいと考えております。
マジです。
これは絶対にマジです。本気と書いてマジです。
さて、日本企業はどのようにウィン・リゾーツに対応していくのか。
政府はウィン・リゾーツに事業を任せるのか。
もたもたしている暇はありません。
近いうちに、日本版のカジノに関しての大きな動きがありそうです。
と、ギリギリ本日の記事が間に合いました。
ずいぶんと遅くなってしまってすみません。
カジノができるまではオンラインカジノで遊ぼうという方、本日はこちらのカジノをおススメします。
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