今日はパチスロの話をしてみよう

オンラインカジノのスロットはパチスロではない

オンラインカジノで遊んでいる人の中にはパチスロを打つ人も多いと思います。
なにせ、パチンコ屋は日本中のどこでも見かけるほどメジャーですし、簡単にできるギャンブルですから。
逆に、パチスロを打っている人でオンラインカジノをやっていない人のほうが多いでしょう。

なので、今回はパチスロとオンラインカジノのスロットの違いなどを交えながら、パチスロについてダラダラと語ってみます。

■オンラインカジノのスロットとパチスロの大きな違い

パチスロ

オンラインカジノのスロットとパチスロには徹底的に違う大きな一点があります。
これはランド(実際の)カジノのスロットにも言えることです。

ものすごく単純な話なのですが、
オンラインカジノのスロットにはストップボタンがありません。

日本のパチスロには必ずストップボタンがあります。
この点が一番大きな違いです。
(もちろん、内容に関してもいろいろと違いはありますが)

なので、パチスロに慣れている人にとってはオンラインカジノのスロットは物足りなく感じるかもしれません。
自分がやってる感があまりないからです。

オートスピン機能などを用いるとその感じはさらに強くなります。
勝手に回って勝手に停まって勝手に当たっている。
パチスロ好きな人にとって、まずはオンラインカジノのスロットとはそういうものだと思う必要がありそうです。

■パチスロの現状

これから書くことは、パチスロ好きな人にはいまさらな内容ですので、パチスロファンは飛ばして読んでもらってかまいません。
逆にオンラインカジノスロットで遊んでいて、パチスロにも手を出してみようという人はぜひ読んでほしいです。

パチスロの現状はとても厳しいものになっています。
そもそも、パチスロは法律によって規制を受けています。
法律はしょっちゅう変わるので、その度に新しいタイプのパチスロが生まれます。

現在、世の中に出回っているのは5.5号機、5.9号機、6号機と呼ばれるタイプです。

じつはここに至るまでもいろいろとありました。
パチスロが全盛期だったのは4号機の頃だったと言われています。

誤解を恐れずに言ってしまうと、4号機とはボーナスをストックできるタイプの台でした。
つまり、大当りを引いても見かけ上は当たりにならず、それが機械の中で貯金のように溜まり、特定の機会(レア役を引くなど)で大放出したわけです。
一度の大当りで出る枚数の上限は決められていましたが、それが連荘するのですから、大当りはかなりの大勝ちにつながることになります。
何十連荘もして、一回で1万枚以上ということも普通にあったわけです。

4号機の中でも4.1号機だとか、4.7号機だとかいろいろと違いはありましたが、基本的にはこの方針は同じでした。
この頃、大流行したのが吉宗北斗の拳(初代)アラジンミリオンゴッド押忍!番長などでした。

ここで警察から規制が入ります。
「ボーナスの枚数の上限を低くし、連荘も禁止する」
これが5号機です。

これまでの台は一斉に撤去され、ボーナスの連荘ができない5号機が並んだ当初はパチンコ店は潰滅的でした。
あまりにガラガラで、潰れた店も数多くありました。
ボーナス連荘に慣れたお客にとって5号機は何の魅力も見出せない台だったのです。

しかし、メーカーはなんとか規制を逃れようと工夫をはじめます。
そこで生まれたのがART機AT機と呼ばれる台でした(正確には元々あった機能を拡大したと言えます)

ARTやATはボーナスではなく、一定のゲーム数の間だけ押し順を教えてくれる機能です。
これなら出玉も増やせますし、上限もありません。
しかもATRやATはストックすることもできるのです。

ふたたび一撃1万枚以上の時代がやってきました。
初期の代表的な台は、交響詩篇エウレカセブンモンキーターン押忍!番長2バジリスク 〜甲賀忍法帖〜IIなどです。
これらは検定期間が切れたため、現在は打てません

現在も残っているのは5.5号機と呼ばれるタイプのものです。
代表的な台は、聖闘士星矢アナザーゴッドハーデス押忍! サラリーマン番長バジリスク~甲賀忍法帖~絆まどかマギカなど。

しかし、ここでまた規制が入ります
なんと今度はATが禁止、ARTも上限ゲーム数が決められ、何も当たらない区間が設けられたのです。
さらに言うと、いままであったここまで行ったら無条件で当たる「天井」も廃止されました。
これがいわゆる5.9号機と呼ばれる機種です。

5.9号機はスロットを打つ人たちの間では大不評で、ヒット作もほぼ皆無です。
Aタイプと呼ばれるボーナスしかないタイプのゲームが多少残っているものの、お店の看板にはなり得ない機種ばかりがでました。
さすがにこれは厳しすぎるとの声もあり、続く規制では出玉は厳しくしつつも多少弛んだ部分もありました。

そこで生まれてきたのが6号機です。
6号機の特長は天井があり、AT機もあり、でも出玉の上限は厳しいというものでした。

現状、5.5号機や昔から変わらず人気のあるAタイプのジャグラーシリーズが残っているため、お店はなんとかやっていかれていますが、今後6号機のみとなれば、人気はガタ落ちするに違いありません
いまの日本のパチスロはこんな状況にあるわけです。

■オンラインカジノのスロットとは?

パチスロと違い、オンラインカジノのスロットにはボーナス(大当り)やAT、ARTを積み重ねていくという概念がありません
その代わり、ライン数が多く一回で大きな当たりが出る場合があります。
加えて、ジャックポットという当たれば数千万円を超えるような大当りを備えた機種もあります。

感覚としては、その場で結果のわかる宝くじを引き続けているような感じです。
パチスロとはまったく違いますが、馴れてくればその快感がわかってくるように思えます。

■結局、どっちを打てばいいの?

少ない金額でもいいから勝ちたい。もしくはゲーム性を楽しみたい。
という人なら、パチスロのほうが向いていると思います。

逆に、大勝ちがしたい。楽しみではなく儲けたい。
という人なら、オンラインカジノのスロットのほうが合っています。

今後の日本のパチスロの状況を考えると、勝てる台はさらに減っていくと思われます。
その点で、もし儲けを重視するようなら、オンラインカジノのスロットに乗り換えていくのは充分ありです。

オンラインカジノの多くは無料であそべる体験版を用意しています。
そういうものに触れてみて、パチスロとの違いを確かめてみるのもいいかもしれません。

体験版が気軽に遊べるカジノをご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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