8月10日、いよいよWSOP 2006の決勝テーブル(Final Table)です。
残念ながら日本からの参加プレイヤーは上位入賞はならなかったようですが、果たして今年は誰が栄冠に輝くでしょうか。
私自身は最近はポーカーは全くといっていいほどしていませんが、WSOPには注目してしまいます。
WSOPがらみでこんなニュースがありました。
ヘッジファンド創業者、ポーカーの世界大会で18位-7600万円の勝ち (ブルームバーグ)
https://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=10bloomberg32aPINn9VPdriA
8月9日(ブルームバーグ):ヘッジファンド、グリーンライト・キャピタル(運用資産30億ドル=約3450億円)の創業者、デービッド・アインホーン氏(37)は、ポーカーのワールドシリーズで18位となり、65万9730ドル(約 7600万円)を獲得した。
先週ラスベガスで始まった大会には8773人が出場。アインホーン氏は先週 700万ドルの賭けに勝ち、一時2位にまで順位を上げていた。同氏は勝ち金をパーキンソン病の研究施設に寄付する。
ワールドシリーズに初参戦したアインホーン氏は「最後の27人の中に勝ち残れるとは思わなかった」として、「強運を得て楽しみたかった」と話した。
アインホーン氏のいつもの賭けの対象は株式。同氏は株式へッジファンドのグリーンライトを1996年5月に創立した。以来、平均で年29%のリターン(投資収益率)を上げている。
同氏は数年前、誕生日にもらった本がきっかけでポーカーを始めた。興味を持った同氏はあちこちでプレーし、ヘッジファンド、ルネッサンス・テクノロジーズのジェームズ・シモンズ氏が主催するヘッジンファンド運用者らの大会でもプレーするようになった。このゲームの収益金はシモンズ氏の非営利団体の活動資金になる。アインホーン氏は昨年の同大会で5位だった。
ワールドシリーズでの成績についてポーカーの専門家らは、プロでないプレーヤーの成績としては素晴らしいと評価。専門誌ポーカー・プロ・マガジンのエディター、ジョン・ウェンツェル氏は「18位はテレビでプレーする著名プロよりも上だ」とたたえ、大会のルールである「ノー・リミット・テキサス・ホール・デム」では「積極的にリスクをとる必要があり、いつもハイリスクの活動をしているウォール街のプレーヤーはこのゲームに最適だ」と話した。
「積極的にリスクをとる必要があり、いつもハイリスクの活動をしているウォール街のプレーヤーはこのゲームに最適だ」というのは、面白いです。
来年はヘッジファンドや投資信託の運用マネージャーのWSOP参加者が増えて、そこでの実績を元にして、「WSOPで上位入賞するほどの確かな判断力と実行力!」と宣伝したりするのでしょうか?
とりあえず、今回のニュースによって、グリーンライトキャピタルに投資する人が増えそうな気がします。
株式や外国為替に投資している人はポーカーで腕を磨くというのはどうでしょう? エベレストポーカー>>