アメリカもオンラインギャンブル合法化へ?

アメリカのランドカジノの業界団体であるAmerican Gaming Associasion(ウェブサイト)は、これまでオンラインギャンブルの合法化に批判的な立場をとってきました。
ランドカジノの利益を守るためには当然のことだったでしょう。
ところが、eGaming Reviewによると、AGAはオンラインギャンブルの影響について検討するための委員会を設立することにしたそうです。
これは事実上AGAの立場を変更するもので、数百万人のオンラインプレイヤーがいるという現実を見据えた現実路線ということでしょう。
または、既存ランドカジノ大手がオンラインでも覇権を握ろうという動きの第一歩なのかもしれません。
ランドカジノ業界の議会に対する姿勢も当然変わることになるわけで、もしかするとこれによって禁止法案の大きなサポーターがひとつ消えたかもしれません。
イギリスのように合法化して政府がコントロールし、WTOの決定にも従うという路線に転換するとしたら、これは日本にも影響してくる話です。
というわけで、やはりアメリカの動きには注目です。