サッカー好きによる試合予想、第122回。
女子日本代表、順調に勝ち進んでいます。
大きく点を獲ることはないのですが、攻撃的な守備と素早い判断で確実に点を挙げてくるあたり、さすがの女王です。
さて、他のチームは強豪が順当に勝ち上がっているという印象です。
サプライズらしいサプライズは、ブラジルを破ったオーストラリアでしょうか。
そのオーストラリアも日本の前に沈み、四強は日本、アメリカ、ドイツ、イングランドとなりました。
ここからはさらに厳しい戦いが待っていますが、彼女たちならやってくれるでしょう!
ぜひとも、2連覇達成をしていただきたいですね!
それでは前回の結果。
6/24 女子ワールドカップ 「日本 vs オランダ」
予想は「日本 2-0 オランダ」!
結果は「日本 2-1 オランダ」!
最後の失点が余計でした。さすが、ヨーロッパの強豪といったところでしょうか。
18歳新生の活躍を観たかった気もしますが、日本が勝てたことがなによりですね。
序盤、まず攻撃を仕掛けたのはオランダ。勢いに任せてチャンスを生みましたが、もったいないミス。
日本はというと、落ち着いてこの攻撃を受け止め、淡々と反撃を行います。
先制はやはり日本。クロスバーに弾かれたボールを詰めていた有吉が押し込み、たった10分で差を作ります。
このあたりから少し雑になり始めるオランダ。最終的にポゼッションでは52%と上回りますが、シュート数は日本18に対しオランダ12と攻撃につなげられないことが多くなります。
後半、オランダはリズムを変え、盛り返しを図りました。あわやという場面もありました。
しかし体を張る日本の前に得点はできず。時間が過ぎていきます
日本が奪った2点目は、それはそれはすばらしいものでした。
高い位置でボールを奪うと、ペナルティエリア周辺でボールを回し、フリーの選手を作り、シュート。
規律、策略、奇策。それらすべてをフルに活用した、ビューティフルゴールでオランダを奈落の底に叩き落とします。
まだご覧になられていない方、ぜひ、動画等を探してみてください。久しぶりに、唖然とさせられるものでした。
なんとか1点を返したいオランダはここから猛反撃に出ます。
勝る体格を活かしたプレーとGK海堀のミスもあり、後半アディショナルタイムに1点を返します。
しかし、時間はここまで。日本は最後の最後までヒヤヒヤとさせられましたが、準々決勝をもぎ取りました。
お互いに譲れないトーナメント。最後まで気迫のこもった戦いでした。
つづいては予想。名前はすでに、来年です。
7/1 女子ワールドカップ 「日本 vs イングランド」
私の予想は「日本 1-0 イングランド」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
日本勝利 2.10倍
ドロー 3.10倍
イングランド勝利 3.80倍
またもやオッズは日本代表に傾いています。しかし、準々決勝の結果のせいでしょうか。
優勝予想では大きく水をあけられているイングランド代表への期待が、やや大きくなっている印象があります。
また、前回の女子ワールドカップで日本が唯一負けた相手。要注目です。
オーストラリア戦、日本は高いポゼッションと堅実な守備で、何度かの危機を乗り越えました。
普段は澤選手や川澄選手といった攻撃的なプレーヤーに隠れがちですが、DF岩清水選手の大きさがですね、よくわかる我慢の試合でもありました。
得点はオランダ戦のような目が飛び出るようなものではありませんでしたが、執念がみえる泥臭いゴール。
心技体、すべてがそろっていると考えていい状態でしょう。
イングランドはというと、開催国相手のプレッシャーをはねのけ、積極的な攻撃から前半2得点。たった4分間での出来事です。
また、失点も前半でした。しかし、意外なことに支配率はカナダが圧倒し、イングランドはなんと40%に満たない状態。結果、後半はお互いに譲らず。
また、面白いことに今大会イングランドは勝利の試合の得失点がすべて2-1。初戦フランス戦こそ1-0で敗戦しましたが、以降は失点がありながらそれを上回る得点を取っています。この勢いは侮れません。
さて、日本もすべての試合を1点差で勝ちあがってきましたが、5試合中3試合が失点0。守備力は今大会No.1と考えていい成績です。
加えて、今回の日本代表は幅広い選手が攻撃に加わっているという特徴があります。
岩清水選手を中心としたすばらしい守備力と、宮間選手らが作り出す高いポゼッション。
そして全員で行う攻撃。これらの要素とイングランドの勢いを吟味したところ、最少得点のゲームになるのではと考えました。
それでは本日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!
(オッズは2015年6月30日1時現在のものです)