予想とオッズ 7/13 メジャーリーグサッカー 「ニューヨークシティ vs トロントFC」

サッカー好きによる試合予想、第124回。

いやはや、すごい戦いでした。
日本代表も善戦はしましたが、それ以上にとにかくアメリカが強かった。

2015女子ワールドカップはアメリカが優勝。
日本はロンドンのリベンジは果たせず、準優勝。

とくに点をとってからのアメリカの余裕は見事なもの。
守備に重点を置きながら、攻めも手を抜かず。
後半失点直後の得点は、日本を谷底に叩き落とす見事なゴールでした。

日本代表も2連覇を果たせなかったのは残念でしたが、素晴らしいゲームをみせてくれました。
悔しい気持ちは少し抑えて、アメリカの優勝を称えたいですね。

さてさて、とはいいつつも悔しさが出てきてしまいますが、とりあえず落ち着いて前回の結果に参りたいと思います。
7/5 女子ワールドカップ決勝戦 「アメリカ vs 日本」

予想は「アメリカ 1-2 日本」!
結果は「アメリカ 5-2 日本」!

スタッツも展開も予想通り。しかし、結果だけはそうはいきませんでした。

試合はアメリカの猛攻からはじまります。

前半3分、サイドから入ったボールに、走り込んできたロイド。
前半4分、左側からのFKをロイドに押し込まれて2点目。
前半14分、岩清水がクリアミスをホリデイが豪快に決めて3点。
前半16分、ハーフウェーライン付近でボールを奪われるとそのままロイドがロングシュート。

たった16分で4点を奪われ、ロイド選手はハットトリックを達成。文字通り、「圧倒的」。
通勤途中に携帯電話などで速報を確認されていた方々、肩を落とされた朝だったのではないでしょうか。

しかしですね、日本もやられっぱなしではいません。前半27分、右サイドから川澄が切れ込みパス。
受けた大儀見が冷静ゴールを決めます。反撃はここから、早めの選手交代で切り札クイック・サワを投入します。

前半残り、ポゼッションを高めていきますが得点には至らず。
前回の予想通り、アメリカは開始早々に猛攻を仕掛け、以降は日本が支配率を高める、そんな前半戦でした。

はじまった後半。日本はすぐさま1点を返します。52分、宮間の長めのFKを相手選手がひっかけ、オウンゴール。
ラッキーなかたちで反撃ののろしをあげます。

しかし、アメリカは即座に反撃。2分後、CKを海堀がクリアしきれず、折り返されたボールをヒースに押し込まれて5点目。
日本はまたしても勢いに乗りきれず、岩淵投入やフォーメーション変更で構成にでるも決定的な形は生み出せず。

アメリカが4大会ぶり3度目の優勝を飾りました。

開始直後に猛攻ある、シュート数でアメリカが上回る、支配率では日本。ここまでは予想できたのですが、開始直後の猛攻があそこまで激しいとは。ピッチやア
ウェーの不利があったとはいえ前半の4点はまさに悪夢。研究し尽くされていたという、印象のゲームでした。

しかし、直近2大会で優勝、準優勝という結果はすばらしいものです。澤選手の最後になるであろうワールドカップを連覇という形で飾れなかったのは残念です
が、来年のオリンピック、そして次回大会でリベンジを果たしてほしいですね!

つづいては予想。もしかすると、はじめてかもしれません。
7/13 メジャーリーグサッカー 「ニューヨークシティ vs トロントFC」

私の予想は「ニューヨーク・シティ 2-1 トロントFC」です!

ウイリアムヒル現在のオッズは
ニューヨーク・シティ勝利 1.95倍
ドロー 3.40倍
トロントFC勝利 3.50倍

ウィリアムヒルサッカーオッズ
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近年、アメリカでサッカー人気が再び高まっています。

アメリカでは過去、ペレやクライフ、ベッケンバウアーらが名選手が活躍した北米サッカーリーグが存在しました。
当時、人気もかなりのものだったのですが、興行の失敗からリーグは解体。以降、長らくサッカー不毛の地となりました。

しかし、94年にアメリカワールドカップが成功。プロサッカーリーグを作ろうという機運が高まり、改めてプロリーグが開催されます。
これがメジャーリーグサッカーのはじまりです。

開催後は、NFLやMLBといった超人気スポーツの影に隠れながらもじわじわと人気を高めていき、2007年に衝撃的なニュースが発表されます。

ベッカム選手のLAギャラクシー移籍です。

活躍自体は大きなものではありませんでした。ちょっとしたいざこざもありました。
とはいっても、欧州のスーパースターの移籍です。以降のアメリカサッカー熱は高まり続けています。

最近では、元ブラジル代表カカ、スペイン代表ダビド・ビジャがアメリカへ移籍。
元イングランド代表のランパードは少しややこしい問題がありましたが、なんとピルロの移籍も決定しました。
Jリーグ、うかうかしていられません。

さてさて、そんなメジャーリーグサッカー。今回予想するチームをご紹介しましょう。

まずはニューヨーク・シティ。創設はなんと今年。あのヤンキー・スタジアムを本拠地とするチームです。
出資はマンチェスター・シティとニューヨーク・ヤンキース。世界プロスポーツの名門中の名門2チームが送り出した、注目の新人です。

先ほどもふれたダビド・ビジャがすでに在籍。ピルロの移籍も決定していますし、この夏からランパードも合流予定です。
成績の方は現在10チーム中7位と微妙な位置ですが、新人の勢いは上位勢を落とすこともあり、侮れません。

ついでトロントFC。こちらは2007年からリーグに在籍。初のアメリカ国外のチームでもあります。
優勝回数はまだ0回ですが、メジャーリーグサッカーからも数チーム出場するカナダ選手権では4連覇を達成するなど、決して弱いチームではありません。

現在、リーグ戦では真ん中の5位。ここ数年、やや下火といった状況でしたので、今は好調だと考えていいのではないでしょうか。
注目はアメリカ代表にも選出されているジョジー・アルティドール。ビジャ・レアルでもプレーした選手です。

そんな両チーム。単純な強さではトロントが上回っている印象です。
事実、6月に行われた同カードではシュート数やポゼッションで、ニューヨーク・シティを大きく上回っています。
しかし、この試合の結果はというと、ビジャ一人に2失点。得点は奪えずなんと敗北。海をわたったスペシャルな選手一人に負けてしまったんです。

ビジャ一人で試合が決まるとはいえませんが、出来立てのチームに出来立てのリーグ。まだまだ波乱は起きます。
トロントもニューヨーク・シティの先輩とはいえ、安定して強いとは言えません。
ビジャという選手の存在と新人チームの勢いを考慮して、ニューヨーク・シティがこの戦いも制するのでは、と考えます。

それでは少し長くなってしまいましたが、本日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!

(オッズは2015年7月9日14時現在のものです)