サッカー好きによる試合予想、第154回。
Jリーグは1stステージの半分が過ぎ、前半戦の佳境に入りました。
強いチームがしっかり勝っている印象ですが、全体としては1/4ですのでまだまだこれからです。
一方でヨーロッパとアメリカでは大陸王者決定戦が行われています。
こちらはいきなり意外な勝利が訪れるなど、波乱必至の様相。
以前のギリシャのような、おどろきの結果が待っているのかもしれません。
さて、それでは前回の結果を見ていきます。
6/14 UEFA EURO2016「ベルギー vs イタリア」
予想は「ベルギー 2-0 イタリア」!
結果は「ベルギー 0-2 イタリア」!
さきほどの波乱とは、この試合のことです。
まさかまさか、このような結果になるとは。
開始直後こそイタリアが攻め込みますが、全体的に試合はベルギーペースでスタート。
若さと近年著しい勢いそのままに何度かチャンスを迎えますが、イタリアの大ベテランGK、ブッフォンの前にゴールは奪えません。
この間、じっくりと狙いを定めるイタリア。
やはり強豪ですね。一瞬のスキを逃しません。
ボヌッチがフィールド中央付近から長いパスを通すと、これをジャッケリーニがシュート。
32分まで耐えに耐え、ようやく迎えたチャンスを一発でものにしました。
ここからは一転、イタリアがペースをつかみます。
あわや追加点といった場面も訪れる、前半残りでした。
後半に入ると、改めてベルギーが攻めはじめます。
決定的な場面は見受けられますが、最後まで結びつかない。
一方でイタリアの好守は光りを放ちます。
なんとか点を獲りたいベルギーは交代や戦術変更で変化をつけますが、好転はしません。
最後は93分。カンドレーヴァがベルギーGKをひきつけ、左へ浮き球。
これをフリーで受けたペッレが豪快にジャンピングボレーを決め、2-0とします。
意外な形の初戦となったグループE。
まさか、いきなり大はずしとなってしまうとは。
無念です。
さて、続いては本日の本題。アメリカ大陸最強決定戦より、
6/23 コパ・アメリカ準決勝「コロンビア vs チリ」
私の予想は「コロンビア 0-1 チリ」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
コロンビア勝利 2.90倍
ドロー 3.10倍
チリ勝利 2.60倍
(オッズは2016年6月19日15時時点のものです)
今大会はですね、なんと100周年の記念大会です。
普段ですと南米のナンバー1決定戦です。
しかし今回は記念大会とあってですね、北中米カリブ海の6チームを加えた総勢16チームを加えた特別な戦いとなりました。
事実上のアメリカ大陸最強チームが決まるんですね。
大会はすでに大きく進んでおりまして、決勝トーナメントに入っています。
普段なら優勝候補の筆頭となるブラジルはグループリーグで敗退。
22戦無敗というすばらしい状態で大会に挑んだメキシコはトーナメント準々決勝でチリに7-0の大敗。
世間がEURO2016に注目している間に、反対側では大きなサプライズがおきているんです。
さて、そして今回の試合です。
コロンビアにはご存知、レアル・マドリードのハメス・ロドリゲスがいます。
しかし、グループリーグのアメリカ戦で肩を脱臼。その後の試合では大きな活躍をしていますが、一方で心配もされています。
前回大会王者、チリはメキシコ戦までは順当に、順調に勝ちあがっています。
初戦アルゼンチン戦で惜敗、ボリビアとパナマには失点しつつも勝利。
ですので、余計にメキシコ戦の7得点は驚きでした。
2016年6月2日時点のFIFAランキングではコロンビアが3位、チリが5位と肉薄。
どちらもスペインやブラジルといった強豪の上にいますし、前回ランキングからチリが2つ下げ、コロンビアが1つあげての現状の順位。
あまり参考にならないといわれることもあるFIFAランキングですが、両チームの実力は伯仲していると考えていいでしょう。
こうなると、短期決戦における重要な要素が勝負を決めそうです。
つまりは「勢い」です。
グループこそ無難でしたが、準々決勝での戦いは特筆すべきもの。
コロンビアがPKでの勝ち上がりであることも含めると、その差はどれほどか想像もつきません。
また、チリは前回優勝時のメンバーとほぼ入れ替わりがないことも特徴。
監督が変わりましたので、すべてが同じというわけではありませんが、それでも納得の成績を残しています。
さてさて、実力も結果も同等と考えられる両者の戦い。
今回は前回大会の王者に軍配が上がるのではないかと考えます。
それでは、本日はこのあたりで。
はずれても怒らないでね!