サッカー好きによる試合予想、第175回。
前回の予想からすこし時間が空いてしまいましたが、この短い間にもさまざまなニュースがありました。
なかでも注目されたのはJリーグ。
三浦和良選手の最年長ゴールでしょう。
12日の群馬戦、前半40分のことです。
左サイドからのクロス、これに合わせたボレーシュートをキーパーが好守。
しかし、ここにキングがいました。
こぼれ球を押し込み、今シーズン初ゴールを挙げるとともに、自身の持つJリーグ最年長記録を更新。
日本だけでなく、世界でも一大ニュースとして取り上げられました。
1993年に10クラブで開幕したJリーグ。
その当初から、もう20年以上も第一戦で戦う三浦和良選手。
今後の活躍にますます期待が高まりますね!
では少し間が空きましたが、前回の結果をみていきましょう。
2/25 Jリーグ ディビジョン1 「横浜F・マリノス vs 浦和レッズ」
予想は「横浜F・マリノス 1-2 浦和レッズ」!
結果は「横浜F・マリノス 3-2 浦和レッズ」!
前回ふれたとおり、中村選手の移籍で戦力ダウンが否めないホーム横浜。
昨年の2ndシーズン王者を迎えての一戦です。
試合は立ち上がりから両者が積極的に攻め合う展開。
さきにチャンスを得たのは横浜F・マリノス。
前半10分に満たない開始早々の時間帯に、結局ゴールは奪えなかったものの、中村選手の穴などないと言わんばかりの攻撃をみせます。
いい流れのまま先制点を挙げたのもホーム横浜。
13分、左サイドから攻撃を仕掛けると、待ち構えていたバブンスキーが受けたパスにダイレクトで合わせてゴール。
鮮やかな先制弾で、開幕前の不安を払しょくします。
その後は集中した守備で浦和の攻撃をシャットアウト。
なんどかきわどい場面はありましたが、リズムを作らせない見事な守りでした。
後半もやはり守備がいい横浜F・マリノス。
粘り強く、ときにきれいな反撃をみせつつ、浦和攻撃を抑えていきます。
しかし、後半も20分に入ろうかというところ。
横浜が反撃に移り、浦和に仕掛けたその直後でした。
キーパーの好守から左サイドへボールが流れ、最後はラファエル・シルバ。
あっという間に同点となり、およそ30分を残して試合は振り出しに、となります。
前半から好調な守備から、立て直しを図るF・マリノス。
選手交代なども絡めて浦和ゴールに迫ります。
さて、振り出しに戻って…と思ったら、ここからは早い展開。
同点弾からすぐの25分。
またしてもラファエル・シルバが、今度は浮き球に頭で合わせて浦和が逆転。
続く40分、パスを受けて持ち込んだ横浜のウーゴ・ヴィエラがコーナーキックを獲得。
このコーナーキックに同選手が頭で合わせて2-2、またしても同点。
スリリングな攻防となった開幕戦。
最後の最後、アディショナルタイムに決着はつきました。
47分、ドリブルで駆け上がった齋藤選手がクロスを保織り込むと、これに前田選手が左足で合わせます。
合計して5点目のゴールは、開幕前の不安なんぞなんのその。
昨年の後半戦王者を奈落の底に突き落とす、すばらしい逆転弾となりました。
とても激しく見ごたえある戦いでした。
それでは本題へ。
4/3 イタリア セリエA 第30節「ナポリ vs ユヴェントス」
私の予想は「ナポリ 0-1 ユヴェントス」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
ナポリ勝利 2.50倍
ドロー 3.30倍
ユヴェントス勝利 2.80倍
(オッズは2016年3月27日9時時点のものです)
激しいトップ争いが繰り広げられているイタリアはセリエAより、1位対3位の注目の一戦です。
現在の首位は、今シーズンもやはりユヴェントス。
得点力は2位のローマなどに譲りますが、その守備力たるや往年の「カテナチオ」を思い起こさせるすばらしいもの。
30試合を迎えながら失点数はいまだ19と、おどろきの数字をたたき出しています。
リーグ5連覇のかかったシーズンです。
現状、頭一つ抜けての1位ですが、このあたりでしっかりと上位陣を叩き、ダントツの1位となりたいところでしょう。
対するは3位のナポリ。
得点力はナンバー1。
しかし、守備面にやや不安があります。
失点数自体はたいしたものではないのですが、上位陣のなかでは引き分けが多く、せっかくの得点力を活かしきれていない試合が散見します。
また、一方で敗戦数はユヴェントスと並んでリーグ1位。
「もったいない」を絵にかいたようなチームなんですね。
今シーズンは、イタリア杯を含めると2度同カードが開催され、2度ともユヴェントスが勝利。
いずれもユヴェントスホームでの開催ですが、ナポリも得点を挙げており、一矢は報いています。
さて、では今回の一戦は。
現在のオッズはナポリですが、ユヴェントスがくるのではないかと思います。
というのも、ナポリはホームでの敗戦が意外と多いんです。
この1ヶ月ほどを振り返ってみても、先日は強豪レアル・マドリードに3点を獲られて敗戦。
現在6位のアタランタには1点も奪えずに完敗。
前半戦でも開幕してすぐローマに、その直後のCL予選ではベジクタシュ(トルコ)に。
強豪相手ならば仕方がないとも思えますが、下位相手に敗れたり引き分けることがぽつぽつと見受けられ、このあたりが首位との差なのでしょう。
首位ユヴェントスはといいますと、1月のフィオレンティーナ戦以降、間に挟んだ18節を含むと10戦無敗。
CL等を含めると14戦無敗と、末恐ろしい成績を収めています。
この間、勝利を逃したのが1戦の引き分けのみであることを考えると、今シーズンもユヴェントスが獲ってしまうと誰もが思うでしょう。
つまづくことがなく、勢いは右肩上がり、ユヴェントス。
悪くない状態・調子も、勝ちきれないナポリ。
ナポリホームでの戦いですが、ユヴェントスが持っていくのではないでしょうか。
それでは今日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!