サッカー好きによる試合予想、第191回。
ワールドカップまで2か月を切りました。
欧州各国のシーズンも終了が近づいています。
いよいよ、といった時期になりました。
さて、そんなさなか。
この数週間はいろいろと話題たっぷりでしたね。
チャンピオンズリーグでは、リーグ無敗のバルセロナが敗退。
イタリアのローマに、2試合合計4-4。
アウェーゴール差での悔しい敗退となりました。
同じくイタリアのユヴェントスを相手取ったレアル・マドリード。
試合は同様の展開となり、こちらも敗退を危ぶまれましたが、最後の最後にPKを獲得。
これを決めて、こちらは準決勝進出となりました。
同じイタリア勢を相手に、同じような試合展開、明暗分かれた結果。
おもしろいですよね。
そして。
日本ではハリルホジッチ監督が電撃的に解任されました。
大々的なニュースとなり、連日騒がれています。
解任の理由は「選手との信頼関係が薄れていた」。
こう繰り返されるばかりで、真意はいまいち読み取れません。
確かにここ数試合は芳しくない結果が続いており、状態を不安視されてはいました。
とはいえ2ヶ月を切ったこのタイミングでの解任は、やはり疑問を抱きます。
この解任劇を受け、新監督に就任したのは西野朗氏。
オリンピックでブラジルを破った「マイアミの奇跡」の立役者であり、Jリーグ通算270勝を誇る優秀な監督です。
残り2ヶ月でどれだけのことができるのか。
不安は大きいのですが、こうなってしまった以上は西野監督に期待するほかありません。
悲願の決勝トーナメントでの勝利を達成していただきたいですね。
さて、それでは前回の予想結果を見てみましょう。
3/31 イタリア セリエA 第30節「ユヴェントス vs ACミラン」
予想は「ユヴェントス 2-0 ACミラン」!
結果は「ユヴェントス 3-1 ACミラン」!
およそ4ヶ月の間、負けなしでこの試合を向かえるユヴェントス。
ミランも連勝中とあって好ゲームが期待されます。
試合は開始からどちらも全開。
とくに動きのいいユヴェントスは、なんと前半8分に先制点を挙げてしまいます。
とはいえ好調のミランもこの日はすばらしい。
ユヴェントスホームとあって、攻め込まれる展開が多いミランでしたが、積極的なディフェンスで追加点を許しません。
1点こそ謙譲してしまいましたが、この覇気のあるディフェンスからリズムをつかむと、前半28分にボヌッチが同点弾。
前半のうちに振り出しに戻します。
後半に入ってもミランは好調。
一方のユヴェントスは苦しみながらもペースは与えず、といった状態。
こう着状態が続き、得点にまでは至りません。
しかし、最後に勝ったのは絶対王者の意地。
まずは79分。
ケディラがあげたクロスに、クアドラードが合わせて2点目。
続けて87分。
さきほどアシストをあげたケディラが、今度は豪快なミドルシュートで3点目。
試合はこのまま終了し、ユヴェントスは首位をキープ。
善戦したミランは、復調を感じさせる好ゲームとなりました。
それでは今回の本題です。
4/26 UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝「バイエルン・ミュンヘン vs レアル・マドリード」
私の予想は「バイエルン・ミュンヘン 2-1 レアル・マドリード」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
バイエルン・ミュンヘン勝利 2.05倍
ドロー 3.60倍
レアル・マドリード勝利 3.30倍
(オッズは2018年4月20日13時時点のものです)
先ほども少し触れました、チャンピオンズリーグ。
その準決勝です。
組み合わせは、セビージャを破って勝ち上がったバイエルン・ミュンヘンと、ユヴェントスと食うか食われるかの激しい戦いを制したレアル・マドリード。
所属するリーグを代表する両チームの戦いです。
さて。
ドイツの絶対王者、バイエルン・ミュンヘン。
今シーズンも圧倒的な強さを見せてくれています。
国内のリーグでは30試合を戦って、敗戦はわずか3試合のみ。
総得点は2位のおよそ2倍の81、失点数もわずかです。
チャンピオンズリーグでは、相手に恵まれたこともあり危なげなく勝ち上がりました。
ただ、国内のリーグよりを失点を喫している印象があります。
一方のレアル・マドリード。
国内のリーグでは、バルセロナ、アトレティコに次ぐ3位。
得点力こそすばらしいものの、引き分けと敗戦が多く、勝ち点は首位バルセロナと15差。
昨シーズンの2冠王者が、やや情けない状態となっています。
前述のとおり、先日のチャンピオンズリーグ準々決勝でユヴェントスと熾烈な戦いを演じました。
その後のリーグ戦も下位相手に失点を喫しながらており、状態は上がっていないと考えられるでしょう。
普段ですと、とても難しいと評する組み合わせです。
しかし、今回はオッズが示すとおりかな、と思います。
先日の準々決勝以降、どちらも2試合を戦い、失点を喫しています。
しかし、2試合でレアルは3点を、バイエルンは11点を奪いました。
戦力差は均衡していますが、状態の差は広がっています。
ホームでもあるバイエルンが、この試合を制するのではないでしょうか。
それでは今日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!