カジノ法案をめぐるさまざまな動き
カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案、通称「カジノ法案」成立以降、いろいろな動きが各所で出てきました。
政府としては日本国内に3カ所、年齢制限、回数制限を設ける、入場料を取る、といったところを明らかにしたきり、何の説明もないままですが、地方自治体が立候補したり、ゲームメーカーが名乗りを上げたり、と周囲は騒がしくなっています。
先日もアメリカの大手IR企業のウィン・リゾーツが動き出したということを取り上げたばかりです。
そんななか、今度はマカオの会社が日本進出を狙う旨を公表しました。
今回はこのことを取り上げてみたいと思います。
■CEOはマカオのカジノ王の息子
日本進出を表明したのは、マカオを中心にIRを展開するメルコリゾーツ&エンターテインメント(以下、メルコ)。
香港にオフィスをかまえるメルコは、全世界に2万人の従業員を抱え、年間純利益40億ドルを上げる大企業です。
CEOのローレンス・ホーはかつてマカオのカジノ王と呼ばれたスタンレー・ホーの息子。
数々の実績を挙げ、次世代のカジノ王とも目されています。
そんなローレンス・ホーは日本進出にも積極的で、「日本でのライセンスが得られるなら100億ドル程度の出資を行う用意がある」とも言っています。しかも、最近では「上限を決めずに投資する」とも。
メルコはすでに大阪にもオフィスをかまえ、目下、提携企業を探している最中です。
しかも、ローレンス・ホーは日本進出が実現したら日本に本社を移してもいいとまで言いました。
ここら辺からも、メルコの本気度がうかがえます。
■思っていたよりもかなり具体的
メルコのウェブページには「日本の統合型リゾート建設に向けたメルコのコンセプト構想」と題して、上のようなイメージ写真が上がっています(写真はウェブページより引用)。
これを見る限り、かなり具体的にカジノ設立を考えていることがわかりますね。
ウィンといい、メルコといい、もう本気モード全開です。
日本の政府や企業はこれにどう対応していくのか。
このままだと、さらに続々と海外の企業が名乗りを挙げてきそうです。
カジノ法案に関しては、早いところ続報を出して欲しいところです。
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