今回のGIGSE訪問で楽しみにしていたのがグランドバーチャルのトップとの面談です。
多くのオンラインカジノ関係者とはこれまで来日時などに会っていましたが、グランドバーチャルの人には会ったことがありませんでした。
昼食をとりながらトップの方や日本市場担当者の方と話をしました。昼食といっても会場に用意されたサンドイッチのランチで、この辺に余分なお金を使わないところはちょっと好感が持てました。
いろいろなことを話してくれましたが、ひとつよく分かったのは台湾企業(GigaMedia)による買収後は予算も増えて多くの新しいことを同時進行でどんどん進めているということです。
以前は他のソフトと比べて明らかに停滞しているという雰囲気がありましたが、この1年でNETeller導入や新バージョン開発、フェアリーテイルやスペースエースなどの新ゲームのリリースなど、確かにいろいろやっています。
会社の規模的にはマイクロゲーミングやプレイテックなどとは比べるべくもありませんが、非アメリカということでニッチ戦略をとっているので、その対象市場の日本にいる私たちにとっては今後の動きに期待できるのかもしれません。
なお、グランドバーチャル系オンラインカジノでは最近ペイアウト率の公開を始めましたが、さらにソフトのRNG(乱数発生プログラム)を外部機関(TST)に検査してもらうということも聞きました。着実に前進しているという印象でした。
そして、日本市場担当の方も真剣にサービス向上と品質向上に取り組んでいらっしゃるようで、その意気込みは十分に伝わってきました。