マカオの賭博の2007年前半の売り上げが、2006年と比べて50%近く伸びたそうです。まさに驚異的成長です。
Macao jazzed up in new gaming boom (China View)
この記事では、マカオの賭博管理当局が発表した内容が紹介されています。
- 2007年前半のマカオでのギャンブル(カジノ、競馬、グレイハウンドレース、ロッタリー、スポーツベッティング)の売り上げは、2006年前半と比較して46.1%の成長。
- 全売り上げのうち98%以上をカジノが占める。
- スポーツブックや競馬やロッタリー等の売り上げは、前年と比較して30%以上減少。
- カジノでは、スロットマシン(マカオではHungry Tigersと呼ばれる)の売り上げが前年比76.3%増加。台数も81.7%増加。
- スロットマシンがカジノの売り上げに占める比率は前年前半の3.4%から4.1%に増加。
- バカラはカジノの全売り上げの85%を占める。
- カジノのテーブル数は1年で58.8増加し、現在3,102テーブル。
- マカオには全部で26カジノがあるが、そのうち19をStanley HoのMacao Gaming Companyが、5つを香港のGalaxyグループが、そしてVenetianとWynnが一つずつ運営している。
昨年の売り上げがラスベガスを超えたとか超えないとか、そんなことが話題になっていたばかりですが、あと数年で比較するのも馬鹿らしいほどマカオは大きくなるのかもしれません。
関空からマカオに直行便が飛ぶというニュースもありましたね。
マカオへの渡航者急増 年内にも香港超す?! カジノ人気 26日から関空定期便
(フジサンケイ ビジネスアイ)
マカオへの渡航者数が急増している。マカオ当局の統計によると、観光客を中心とした域外からの渡航者数が今年1~5月に1071万9000人(前年同期比21・5%増)となり、同時期の香港の1099万5000人(同6・7%増)に近づいた。中国本土の渡航者が増えているが、日本人観光客にも照準をあてたマカオ航空は26日、初の日本定期路線として関西空港に乗り入れる。
マカオ航空は26日から関空と週2往復で定期便を就航させる。毎週木曜日と日曜日で使用機材はエアバズのA321(178人乗り)。マカオ航空はこれまでもチャーター便の形で日本に乗り入れていたが、航空交渉の結果、定期路線への参入枠を獲得した。今後は成田など日本の他の空港への乗り入れもめざす。
マカオはオンラインカジノの分野にも進出しようとしているというニュースもありました。この勢いのままオンラインにも出てくるとすると、オンラインでもギャンブルのメッカとしてマカオが君臨する日が来ることがあるのでしょうか。
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