オンラインカジノと確定申告

今年の確定申告の締め切り日は3月17日(月)だそうです。
自営業の人、株やFXで儲けた人、大損した人などはもう申告は済ませたでしょうか?
さて、オンラインカジノやポーカー、またはスポーツブックで儲けた人も多いと思いますが、そういう人は申告をして納税をしないといけないのでしょうか?

答えはイエスです。

参考記事: オンラインカジノでの税金は?

どんなギャンブルでも儲けが一定の金額を超えると申告しないといけません。(現在は50万円)
でも、競馬やパチンコで現金で取引している場合は、税務署も捕捉のしようがないので、たかをくくって申告している人はほとんどいないはずです。(例外的にパチンコ・パチスロ雑誌で顔と名前を出してプロであることを公言している人たちは、申告するケースもあるようです)
ところがオンラインカジノの場合は、特に銀行送金で受け取ったり小切手を銀行で換金したりすると、200万円を超えている場合は銀行が税務署に報告する関係で、税務署からおたずねが来てしまうことがあります。

そんなとき、「オンラインカジノだ」と言うとやっかいな事になるのではないか、と心配する人もいるはずです。
ただし、聞いた話によると、税務署はあまりそういうことは気にしないようです。カジノでも何でも税金はありがたくいただいて、余計な詮索はしないという姿勢のようです。
実際に申告・納税した方がいたら、体験談を寄せていただきたいところです。

ところで、競馬でもPATなどの電子投票の場合は、個人レベルでの収支の特定が簡単にできるので、税務署がこれを使ってどんどん徴税しても良さそうです。が、実際にはしていません。

競馬の場合は、20~25%程度と言われる「テラ銭」のほとんどが税金なので、その後のことはあまり気にしていないのかもしれませんね。
カジノはその点、現状では税金を全然取れていません。今後のカジノ合法化の際には何か税金を取り立てる仕組みができるのかもしれません。