レスリー・ニールセン主演のコメディ映画『The Naked Gun(邦題:裸の銃を持つ男)』が原作の20ラインスロット。
『The Naked Gun』
すべてのコマには、なんらかのネタが仕込んであるような作品で、
見おバカな映画じゃが、すべて楽しもうと思えば膨大な量の雑学的な知識を要求されるわけじゃからある意味、相当知的な作品ともいえるじゃろう。(たぶん、このあたりが、日本ではいまいちヒットしにくい要因かもしれ
んな。)
さて『The Naked Gun』スロットの中身じゃが、20ラインで、1ラインのベット額は1セント?25ドル、全ラインにベット20セント?500ドルで勝負することになる。
ので、投資を抑えながらボーナス待ちという戦法で楽しむことは可能じゃな。
ボーナスゲームは、回転灯図柄3個以上で発動し、
きく関わることになるじゃろう。
スロットゲームとしてだけ見れば、標準的なゲーム性じゃが、 やはりこの手のスロットの醍醐味は、どれだけ原作の世界に浸って遊べるか。そこへいくと、この『
させてくれるほど映画の雰囲気を楽しむことができるようなゲームになっている。 ゴチャゴチャとしたゲーム画面は、主人公フランク・ドレビン警部補のデスクを表現していて、ビーバーの剥製やら、
やらが雑然と並んでいて、 スピンさせるには回転灯をクリック。 ペイライン上の図柄に映画の名場面が出るなど、 映画ファンへのサービスも抜かりない。
しかし、何よりもこのゲームの演出が優れているのが、 ゲームに関係ない部分じゃ。突然、 画面をサイやキリンが横切ったり、 ドーベルマンが吊り上げられたり、
は、 ゲームの邪魔になるような演出なのだが、これが、原作映画の雰囲気を醸し出すには、実に効果的になっている。 映画では、本筋にまったく関係しない、しかも、
ネタが画面の片隅で繰り広げられることが多く、気を抜くと小さなギャグをいくつか見逃してしまうほど大量投入されるというわけじゃ。
そんなわけで、どちらかというと勝敗を楽しむというよりは、あくまでもゲームをゲームとして楽しむ部類のスロットといえるじゃろう。
少ない小遣いで、スロットゲームの雰囲気を楽しむプレイヤーや、 原作映画が大好きというプレイヤー( 日本に300人くらいはおるじゃろうかの?)には、
by ゲーム仙人サイトー
■得点
ギャンブル度: 8
ボーナス・演出度: 9
オリジナリティー: 8
グラフィック: 9
快適さ: 8
総合得点:42
ランク:A
■詳細情報
タイトル:『The Naked Gun』
開発元: パーティーゲーミング
リリース:2009年