先ずは、「バルセロナ」対「アトレティコ・マドリード」の勝敗を予想した前回ですが、結果は(予想通り?)惨敗。首位で15連勝中の「バルセロナ」の強さは本物と言う他ありません。やはり、予想を覆す結果を期待するのなら、「バルセロナ」よりも、「レアル・マドリード」の方が圧倒的にその可能性は高いと言えそうです。ちなみに、試合の方は、メッシがハットトリックを決める活躍を見せたホームの「バルセロナ」が、3-0で「アトレティコ・マドリード」を下しています。
さて今回の予想ですが、ようやく待ちに待ったチャンピオンズリーグ(CL)が今月15日から再開します。15日を皮切りに、16日、22日、23日の4日間でファーストレグ8試合が行われる決勝トーナメント1回戦ですが、すでにベスト16だけあってウィリアムヒルのオッズを見ても倍率の高い試合は殆どありませんでした。とは言え、そんな中で僕の選んだ対戦カードが、15日に行われる「ミラン」対「トッテナム」の一戦です。
現在イタリア・セリエAで首位を走る「ミラン」は、今シーズンの開始と共に入団したイブラヒモビッチとロビーニョ、そして冬の移籍市場で獲得したカッサーノとエマヌエルソン、さらにこれまでもチームの攻撃を担ってきたパトを加えた戦力で、徐々に選手層に厚みがでてきているようです。しかしながら、「ミラン」の高齢化現象からくる、DF陣の相次ぐ離脱も無視できない状況と言えます。冬の移籍市場でユベントスから獲得したレグロッターリエは、デビュー戦で早くも負傷してしまいました(何故、34歳の彼を補強したのか甚だ疑問ですが・・・)。
対する「トッテナム」も、現在チェルシーと同率5位につけるなど好調を維持しています。今の「トッテナム」の魅力はやはり、左サイドを疾風のごとく駆け上がるベイルのスピードではないかと思います。モドリッチが負傷中なのは惜しまれますが、チームには彼以外にもラファエル・ファン・デル・ファールト、レノン、クラウチ、デフォーなど素晴らしい選手が揃っています。その上、現在「トッテナム」の練習に参加中のベッカムが、かつてプレーした「ミラン」の詳しい情報を選手たちに伝授しているかもしれません。
と言う訳で、今回はアウエーとなる「トッテナム」の勝利にベットしたいと思います。ホームの試合ということで勝ちにくるだろうと思われる「ミラン」を相手に、「トッテナム」がどのような試合をいするか非常に楽しみです。
ウィリアムヒルの現在のオッズは「ミラン」の勝利が1.80倍。
「トッテナム」の勝利が3.80倍。
同点が3.30倍となっています。
・・・ということで、スペイン在住のサッカー通、H氏からの試合予想でした。