イタリア・セリエA第31節 「ミラン」対「インテル」戦を予想してみませんか?

いよいよ終盤を迎えている欧州サッカーですが、最近監督の相次ぐ入れ替えで注目を集めているのがドイツのブンデスリーガです。先ず、3月16日に日本代表DF内田篤人が所属する「シャルケ04」がフェリックス・マガト監督の解任を決定しました。そしてその2日後、まるで計画されていたかのようにマガト監督は、同じく日本代表MF長谷部誠の所属する「ボルフスブルク」の新指揮官として迎え入れられます。なお、マガト監督は、08-09シーズンに「ボルフスブルク」を率いてブンデスリーガ優勝を果たしています。一方でマガト監督の首を切った「シャルケ04」は、翌日ラルフ・ラングニック新監督の就任を発表しました。ちなみに、このラングニック監督は、今年1月まで「ホッフェンハイム」の指揮官を務めていました。このめまぐるしい監督交代劇にドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督も、批判的なコメントを残しています。

シーズン途中に成績不振などから監督が解任されるのは、特に不思議なことではありません。しかし、シーズン終了までわずか7試合を残した現時点で監督を交代させるのは、チームにとって逆効果になる可能性があるのではないかと感じます。新しい戦術を浸透させる時間など当然ありませんし、出来ることと言えばモチベーションの劇的な変化を促すことぐらいでしょう。事実、イタリア・セリエAではこのような事態を防ぐため、「セリエAで指揮官を務めた監督は、同シーズン中にセリエAに所属する他クラブで指揮を取ることは出来ない」というルールが定められていたかと思います。

そして前回は、新たにマガト監督を新指揮官に迎えた「ボルフスブルク」対「シュツットガルト」の一戦をターゲットにしました。「ボルフスブルク」の長谷部誠と、「シュツットガルト」に移籍したばかりの岡崎慎司という日本人対決にも注目が集まったこの試合でしたが、結果は1-1の引き分け。現在、「シュツットガルト」が15位、「ボルフスブルク」が17位と、降格戦線をさ迷う状態が続いていますが、残り7試合での挽回を期待したいところです。ちなみに、「ボルフスブルク」の勝利にベットした僕の予想は残念ながら外れてしまいました。

さて今回の予想ですが、日本代表DF長友祐都の所属する「インテル」に注目してみたいと思います。ターゲットは来月2日に行われるイタリア・セリエA、「ミラン」との”ミラノ・ダービー”で、現在1位の「ミラン」と、それを2ポイント差で追う「インテル」の頂上対決が実現します。「インテル」に移籍してまだ日の浅い長友選手ですが、これまで左サイドバックを定位置としていたクリスティアン・キブに劣らないプレーで、着実に存在感を見せ始めています。しかも、右サイドバックでプレーしマイコンの穴を埋めるなど、ポリバレントな選手として今後チームにとって貴重な存在になる可能性は十分にあるのではないかと思います。「ミラン」とのダービーに出場できるかは分かりませんが、その豊富な運動量を武器に左サイドを駆け抜けて欲しいものです。

また試合の展開に目を移してみると、「ミラン」にとっては2試合の出場停止処分となっているズラタン・イブラヒモビッチの不在が気になります。パト、ロビーニョ、カッサーノがどこまでチャンスを作れるかがポイントになるでしょう。その一方で「インテル」は、15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のセカンドレグ、「バイエルン・ミュンヘン」との激闘を3-2で制し、見事に準々決勝進出を決めるなど波に乗っています。と言うことで、首位対決となる”ミラノ・ダービー”は、「インテル」の勝利にベットしたいと思います。

ウィリアムヒルの現在のオッズは「ミラン」の勝利が2.75倍。
「インテル」の勝利が2.62倍。
同点が3.10倍となっています。

サッカーのオッズはこちらより↓


・・・ということで、スペイン在住のサッカー通、H氏からの試合予想でした。



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