5月22日(日)、2011年F1GP第5戦スペインGPが開催されます。
舞台はカタロニア・サーキット。
幅が狭く、昨年までは「抜きにくい」サーキットの代表のようなコースでしたが、今年はKERSやDRSの導入があるため、オーバーテイクも期待できそうです。
それでは、今回も誰が表彰台に上るのか予想を立ててみましょう。
いまのところ、圧倒的に有利なのは、言うまでもなくレッドブルの2台です。
予選で他を突き放すほどのスピードを見せ、そのままレースで後続を振り切ってゴールする、というスタイルがこのチームでは完成されつつあります。
特に、ベッテルはここ一番のスピードがピカイチですので、ポールを取れれば、優勝の可能性は格段と高まるでしょう。
一方のウェーバーは、と言うと、じつはちょっと面白いデータが2つあります。
ひとつ目はここまでの順位です。
初戦 5位。
2戦 4位。
3戦 3位。
4戦 2位。
こうなると、次は? と、ちょっと期待してしまいます。
そして、もうひとつ。ファステスト・ラップ(レース中で一番速いタイム)の回数があります。
じつは、ウェーバーはここまで4戦のうち、じつに3戦、ファステスト・ラップを記録しているのです。
DRSの使用は追いかける側だけに認められていますので、予選順位の低いウェーバーがベッテルよりも早いタイムを出しているのは当然です。が、それでも、
全体のファステストを3戦出しているというのはすごいことです。
では、他のチームのドライバーたちはどうでしょう。
まず、マクラーレンの2人から考えてみましょう。
ハミルトンは今年唯一、ベッテル以外に優勝を飾ったドライバーですが、その優勝もベッテルのチーム戦略のミスによるもので、いまひとつ調子に乗りきれてい
ない感じは否めません。
期待したいのは山々ですが、車の仕上がりからすると次戦も苦しい展開を強いられそうです。
チームメイトのバトンも車の状態は同様。タイヤの使い方こそ上手いものの、なかなか上位には食い込めていません。この2人に関してはどういう戦略を取る
か、その一点に勝利のポイントがあると思われます。
次にかつての常勝軍団であったフェラーリ。
車の調子が最悪で、ここまでいいところをまるで見せられなかったフェラーリですが、前戦でアロンソが3位に入賞、マッサが予選Q2でトップを飾る、など、徐々に復活の兆しは見えてきています。
しかし、まだまだレッドブルに追いついているとは言い難く、このレースも厳しいものにはなるでしょう。
ほか、調子がいいのは、メルセデスのニコ・ロズベルグぐらいでしょうか。
序盤戦でややスピードを見せていたルノーも平均的なところに落ち着いてしまい、上位争いには食い込めないでいますし、皇帝・シューマッハの調子もなかなか
上がってきません。
小林可夢偉は善戦していますが、いかんせん、車がいまひとつ。表彰台はまだまだ先でしょう。
では、ここでいつもの表を見てみましょう。
ドライバー | ドライビング | ピット戦略 | 勢い | マシン完成度 | 総合計 | オッズ |
ベッテル(レッドブル) | 5 | 4 | 5 | 5 | 19 | 1.44 |
ウェーバー(レッドブル) | 4 | 5 | 5 | 5 | 19 | 6.00 |
アロンソ(フェラーリ) | 5 | 4 | 5 | 3 | 17 | 8.00 |
マッサ(フェラーリ) | 4 | 3 | 3 | 3 | 13 | 51.00 |
ハミルトン(マクラーレン) | 4 | 4 | 4 | 4 | 16 | 7.00 |
バトン(マクラーレン) | 4 | 3 | 4 | 4 | 15 | 21.00 |
シューマッハ(メルセデス) | 4 | 3 | 2 | 3 | 12 | 51.00 |
小林可夢偉(ザウバー) | 4 | 3 | 3 | 3 | 13 | 251.00 |
ニコ・ロズベルグ(メルセデス) | 4 | 4 | 4 | 3 | 15 | 26.00 |
(オッズはウィリアムヒル5月17日現在のものです)
オッズ上では完全にベッテルの独走で、誰も追いつけないような状態になっています。
しかし、これはあくまでオッズの話。何が起こるかわからないのがレースです。
では、予想を立ててみましょう。
1位 ウェーバー
2位 ベッテル
3位 アロンソ
今度こそウェーバーがやってくれると信じ、優勝にあげてみました。
それでも速さを見せるであろうベッテルは2位。
3位については悩んだのですが、母国グランプリということもあり、敢えて調子の上がってきたアロンソを入れています。
マクラーレン勢は今回はいいところなし、と予想しましたが、もしかするとバージョンアップが成功して結果を出してくるかもしれません。
リタイアも多く、荒れやすいスペインGP。今年はオーバーテイクも期待できるこのコースで、どんなドラマが待っているのでしょうか。ベッテル独走か、はた
また誰かがもう一度ストップをかけるのか。結果は5月22日(日)。
いまからレースを楽しみに待ちましょう。
ウィリアムヒルF1オッズページへ↓
ウィリアムヒルカジノの詳細
ウィリアムヒルカジノのサイトへ
ウィリアムヒルスポーツブック登録方法