F1グランプリ オッズと予想 第16「韓国GP」 ウィリアムヒルスポーツ

小林可夢偉が3位表彰台という快挙を成し遂げた日本GP。その興奮も冷めやらぬまま、1週間と時をおかずにF1がまたやってきます。今度の舞台は韓国インターナショナル全羅サーキット。今年3年目となるサーキットではどんなドラマが待っているのか。今回も早速、予想してみましょう。

まずはいつものランキングのチェックから。

1位 アロンソ 194P
2位 ベッテル 190P
3位 ライコネン 157P
4位 ハミルトン 152P
5位 ウェバー 134P
6位 バトン 131P

日本GPウィナーのベッテルが、前戦リタイアしたアロンソに4ポイント差と迫りました。続くライコネンはトップから37ポイント差。ハミルトンがそれを5ポイント差で追っています。

では、今回は以前紹介していたように各ドライバーの特質を表で見てみましょう。

 
ドライバー
 
ドライビング
ピット戦略 勢い  
マシン
総合計 オッズ
ベッテル(レッドブル) 19 2.87
ウェーバー(レッドブル) 14 9.00
アロンソ(フェラーリ) 15 8.00
マッサ(フェラーリ) 15 41.00
ハミルトン(マクラーレン) 16 4.33
バトン(マクラーレン) 15 7.50
キミ・ライコネン(ロータス) 13 15.00
小林可夢偉(ザウバー) 16 41.00

(オッズはウィリアムヒル10月9日時点のものです)

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ご覧のとおり、ベッテルが一歩リードしています。
ただ、気になる点がないわけではありません。
それを3つ挙げてみましょう。

1 フェラーリに復調の兆しが見える。

フェラーリの復調は前戦のマッサのレースをみれば明らかです。地力の強いフェラーリは毎年、終盤戦にかなりの力を発揮してきます。それがいま出てきているのだとすれば、アロンソは要注意になるでしょう。

2 マクラーレンも条件さえ合えば強い。

日本GPでは4位に終わったバトンでしたが、最後の追い上げは目を見張るものがありました。車の出来ではおそらく最高といわれているマクラーレンだけに、ハミルトンの逆襲がないとは言い切れません。

3 短期決戦レースの様相を見せている。

アロンソが「これからは5戦のミニレースだ」と言った通り、ここから先は各ドライバーにとってサドンデスのようなものになります。とにかく1ポイントでも多く取ったドライバーの勝ち。こうなると、勝負強いドライバー、もしくは安定感のあるドライバーが有利になります。

繰り返しになりますが、ベッテルが有利なのはゆるぎない事実です。
レッドブルは車の調子もよく、いま勢いもあります。
また、ベッテル自身、勝負強く、ここぞという時に素晴らしい走りをするのも強みでしょう。

しかし、勝負の世界には絶対はありません。
ベッテル優勝しか見えないいまだからこそ、違う展開が待っているとも読めなくもありません。

以上を踏まえて、予想はこうです。

本命 アロンソ
対抗 ライコネン
大穴 ハミルトン

ここ一番に強さを見せるアロンソを本命に、まだ優勝のないライコネンを敢えて対抗に押しました。ここで優勝がなければワールドチャンピオンの望みがほぼ消えるハミルトンが大穴。
優勝候補のベッテルは思い切って外します。

ここまで混戦に次ぐ混戦を繰り広げてきた今年のF1GP。まだまだ波乱の展開が待っているのではないでしょうか。次回2012年F1GP第16戦韓国GPは、10月14日(日)開催。果たしてデッドヒートの先に待っているドラマはどんなものなのか。ぜひ、その目でお確かめください。




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