昨日、ランドカジノの関連で速報!のメールが来たのですが、内容をみてみると・・・。
メールの送信元はランドカジノの会議などの主催会社からで、
民主党 衆議院議員の小沢鋭仁(おざわさきひと)氏が11月末にマカオにて行われる、『アジアンゲーミング・ホスピタリティコングレス』というランドカジの会議に出席するよ、とのことでした。
一瞬、ピンとこなかったのですが、小沢氏は国際観光産業振興議員連盟(めちゃ長いですよね・・・。略してIR議連と呼ばれています。)のメンバーでもあります。
ニュースにもよく出るのでご存知の方も多いとは思いますが、IR議連、ぶっちゃけて言えば、パチンコ換金の合法化とリゾート型複合施設カジノの推進をする政治家さんの集まりです。
マカオの会議では地域振興や経済的効果、法律、マーケーティングなど、ランドカジノに関する事に関して世界中から専門家たちが集まっての会議です。小沢氏が講演を行うかどうかはまだ未定(?)の様ですが、他にも合法化にかかわる日本人の方たちが数名参加予定。他国の状況をここで実際に収集するのが目的なのでしょうか?
台湾では7月にすでに住民投票によりカジノの合法化が決定、韓国でも国j民向けのカジノを作ろうという動き、カンボジアではリゾート型複合施設のあるカジノを作ろうという動き、とアジア諸国ではカジノに関して非常に活発に動いています。実際にこのような会議にも各国の関係者が一杯出席してきています。
日本では最近あまり話題になっていなかった感も否めませんが、各県知事などがどこどこのカジノへ視察などというのは良くニュースにはなっていましたね.
今回は視察ではなく、こういった国際的な会議に出席ということでもう少し現実感が出てきた気がします。また政治家が出席というのも珍しいことなのかも知れません(少なくとも速報扱いされるほどには。)
台湾でも合法化が決定したとは言え、これから詳細な法律や、関連する機関の立ち上げなど実際にカジノができるのは早くても5年先だとみられています。
今まだ騒いでいるだけの日本では、まだまだ先の話になりそうですね。
私が5月に参加してきた同じくマカオのランドカジノの見本市と会議でも『日本では合法化と長年騒いでいるが、実際どうなの!?』という質問が出ていました。あれだけ首相が変わればしかたないか、といった声も聞こえましたが、実際はパチンコ換金問題とかいろいろあって、外人にはわからない状況なんだよ!と心の中で思っていた次第です。
各国それぞれ制約や問題があるのはわかりますが、あまりにもおそいですよね。可否はともかくもう少し動きがほしかったので、会議に出席するというはちょっとでも前進していることもあらわれなんですかねぇ。