G2Eって何? と思った方は前回のレポートをお読みください。
世界各国から参加があった「G2E ASIA」、もちろん日本の企業も参加しています。
今回はそんな日本の企業に注目してレポートをお送りしたいと思います。
中に入ってまず目についたのが「セガサミー」さんのブース。
日本国内ではテレビやアーケードゲーム、パチンコ、パチスロなどでおなじみのセガも、しっかりカジノ用のマシンを開発しています。
ブースはかなり大きく、見に来る人も続々います。セガの力の入れようがよくわかりますね。
展示していたマシンをいくつかご紹介しましょう。
前回も紹介した大小(シック・ボー)用のマシンですね。
ど派手な感じがいかにもセガらしいです。
こちらはバカラのマシン。ものすごく巨大なスクリーンに3人の美女が映し出されています。
詳しいゲーム内容はわかりませんでしたが、どうも3つのテーブルで同時にバカラができる仕様のようです。
これらをはじめ、セガのマシンはとにかく「大きい」という印象。ブースの迫力も満点でした。
ちなみに、会場にはセガを代表するキャラ「ソニック」の着ぐるみがうろついていたらしいのですが、残念ながら会うことはできませんでした。ちょっとがっか
りです。
続いての日本の企業を見てみましょう。
こちらもゲームメーカーとしておなじみの「コナミ」さん。
コナミのブースもセガに負けず劣らず大きいです。
コナミはどちらかというと定番のスロットの新機種をしっかりと押さえてきたというイメージ。
実際に体験できるスペースには、かなりの人だかりができていました。
また、中にはこんなマシンも。
前回も少し触れたリアル競馬マシンです。
日本のゲームセンターでは昔からおなじみのこのマシンも、カジノでは珍しいようで、気になって覗き込んでいる人が大勢いました。
実際に馬が(もちろんミニチュアですが)走るというのがポイントなのかもしれません。
観客の盛り上がり方も上々でしたので、カジノに導入されるのもそう遠くはないと思われます。
と、ここまで大手2社を紹介してきましたが、今回のG2Eにはこんな日本企業も参加していました。
「エンゼルプレイングカード」さんです。ブースはこじんまりとしていますが、カードメーカーとしての実績は十分。
日本国内では、トランプの他にも花札や百人一首、ビンゴやタロットなど、さまざまな種類のオリジナルカードを発売しています。
カジノで遊んでいる時に使われているカードも、じつはエンゼル製ということも。
また、ほかにもカジノ用のチップやカードなどを製作している「マツイ・ゲーミング」さんなどがブースを展開していました。
こんなふうに小さなブースでもあなどれないというのも、G2Eの大きな魅力ですね。
さて、今回は日本の企業にスポットを当てて紹介してきました。
次回は最終回。会場の様子をご案内します。