ブラックジャックのカウンティングは可能か | オンラインカジノファン

「世界まる見え！ テレビ特捜部 」で、アメリカのMITの学生がラスベガスのカジノでブラックジャックのカウンティングを使って大金を稼いだという有名な実話がとりあげられました。
その影響でしょうか。「オンラインカジノのブラックジャックでカウンティングは可能ですか」という質問メールを、何人かの方からいただいています。
ところで、このMITのカウンターたちの話については、『ラス・ヴェガスをブッつぶせ! 』という本に面白くまとめられています。
「ブラックジャックのカウンティングって何？」という人は、ネットで検索すればいろいろ出てきます。以下のようなページはとても参考になると思います。
吠太郎の中級ブラックジャック講座
カジノ解体新書 勝ち組の条件 連載第21回 BJカウンティング
カジノ解体新書 勝ち組の条件 連載第17回 期待値100%を超えたゲーム
で、肝心のオンラインですが、多くのオンラインカジノでは毎回シャッフルになっています。そういうところでは、カウンティングは無理です。
クリプトロジックのように1/3までシャッフルしない(一説には1/4)というところもありますが、それだけでは厳しいでしょう。
以前はクリプトロジックもデッキ数が少なくて1/2までシャッフルしないときもありました。が、カウンティング対策なのか、数年前に1/3(または1/4)になりました。
ライブディーラーのブラックジャックの場合は、プレイテックのように普通50%までシャッフルしないところもあります。
が、50%程度だと、テーブルリミットも関係しますが、カウンティングでアドバンテージを求めるのは困難でしょう。
または、もっとプレイヤーにとって有利なソフトウェアも別にあったと聞いています。
そして、今でもなかなかシャッフルしないソフトウェアもあるにはあります。
でも、そういうところではテーブルリミットが低く抑えられていて、実質カウンティングが無意味になっています。
というわけで、私が知るかぎりでは、オンラインカジノでのカウンティングは難しいです。
なお、カジノによっては規約で明確にカウンティングを禁止しているところもあります。たとえば、ライブゲームで知られるCasinoWebCamには、以下のような条項があります。

Using Card Counting or other measures as determined solely by Casinowebcam and/or it’s authorized agents on Table Games.

つまり、カウンティングと判断されるとアカウント閉鎖や残高没収になります。
キウイカジノでも、こんなことが書いてあります。

9.5 In the event that we will suspect fraud or fraudulent activity on your part or any of your payments are charged back, we will have the right to withhold any pay-out or winning amounts due to you and if necessary, to lawfully collect any payments owed by you. If playing in any of the live games, in any event of suspected card counting we further reserve the right to withhold any withdrawal amount from your account which will be in excess of your original deposit.

キウイカジノではライブゲームでのカウンティングは禁止ということです。
逆にいえば、これらのカジノのライブディーラーのブラックジャックではカウンティングが少しは有効なのだ、ということになります。
が、規約にわざわざ書いてあるので、リスクをおかすことはおすすめできません。
ということで、オンラインカジノでのブラックジャックのカウンティングは不可能ではないが、難しそうだという結論になりそうです。