アメリカのWired誌のハウツーのコーナーに、ブラックジャックのカウンティングの簡単な入門記事が載っていました。
How to: Count Cards (WIRED MAGAZINE: ISSUE 16.01)
記事にあるハイロー式カウンティングの概要を紹介しましょう。
- 大きなバンクロールを用意すること
カウンティングではチャンスが来たときにグっと大きくベットするため、標準的なベット額の400倍のバンクロールを用意する。 - カウント&相殺
シャッフル時にカウントをゼロとする。ディールされたカードの数字によってカウントする。10~Aはマイナス1、2~6はプラス1をカウント。7~9はプラスマイナスなし。カウントを早めるために、プラスとマイナスはその場で相殺する。 - 割ってからベットする
各ハンドの前に、カウントの合計をシューに残っているであろうカードのデッキ数で割る。その結果の数字がプラス2以上になった時点で、大きくベットする。 - 目立たないように
ぶつぶつカウントを唱えたり怪しげな行動をとると、カジノから追い出されるか、または気が付いたディーラーがシャッフルしてしまう。そのため目立たないように。
なお、オンラインカジノの場合は、下記の関連記事にあるようにペネトレーションとテーブルリミットの関係でこのようなエッジを見つけることは難しいです。が、新しく出てきているライブディーラーのブラックジャックではカウンティングが有効だという声を聞くこともあります(未検証)。
そのあたりは熱心な方に研究してもらうとしましょう。
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