イスラエルのソフトウェアディベロッパーのCognisafe社がオンラインカジノプレーヤーの不正を監視するソフトウェア「Pitboss」をアップグレードさせています。
すでに各カジノには導入されているとのことですが、いったいどのカジノが同ソフトを使用しているのかは明らかにされていません。
このプログラムはプレイヤーの不正を監視するだけでなく、プレイヤーの賭けパターンやスキルレベルなどをカジノ側にレポートする機能を備えているようです。またカードゲームに限らず、チェスなどのスキルゲームにも応用が利くようで、公表されているだけでも以下のような不正を感知します:
「プレーヤーの共謀、結託およびそれに関連するボット類」
「チーティングソフトウェア」
「オンラインアドバイザーおよび計算ソフト」
「内部情報の盗用」
「データの偏り」
「プレーヤーの任意のタイミングによる接続の切断」
不正など考えもしない、我々一般プレーヤーがあらぬ疑いをかけられることがないよう願いたいものです。
いまだに日本では「オンラインカジノ側が不正しているのではないか」という疑問を持たれる方が多いようですが、このようなプログラムが存在していること自体、まっとうなオンラインカジノであれば不正を行わないことを証明してると思います。
関連情報
32レッドも情報共有サービスEthocaに加入 (2008年01月24日)
オンラインカジノの不正対策が新段階へ (2007年08月06日)