カジノアクショングループのオンラインカジノとポーカーを運営するTusk Investments社が会社清算手続きに入っている問題で、マイクロゲーミングが3月20日付けで声明を出しています。
既報の通り(記事こちら)、カジノアクションのオンラインカジノ6つについては全てCasino Rewardsグループが引き受けることが既に発表されています。
が、ポーカーについては救済するグループは無く、宙ぶらりんになっています。この点につき、多少の説明がされています。
20 March 2008
COMPANY STATEMENT: UPDATE 20/3/08
ISLE OF MAN – Microgaming can confirm that a Brisbane based liquidator has been appointed by Tusk Corporation and ratified by the regulatory authorities in Vanuatu. Microgaming has been in contact with the liquidator and been informed that they are currently in the process of gathering all the relevant financial information from Tusk Corporation. The liquidator made it clear that this process may take some time, however, Microgaming has been led to believe that affected players will receive information on how to lodge their claims with the liquidator by the end of next week. Microgaming appreciates that the slow process is causing continued frustration among the playing community, but unfortunately it is not in a position to influence the speed of the legal process. Microgaming will endeavour to keep players informed as more information is made available.
以下は要約です。
- Tusk社が任命した清算管財人がVanuatuの政府に承認された。
- 清算管財人(Liquidator)はTusk社の財務状況についての情報を収集中。
- 清算管財人はこのプロセスには時間がかかるとしているものの、マイクロゲーミングとしては、来週の終わり(3月28日頃)までには、今回影響を受けているプレイヤーがどのように清算人に対して請求申請をできるのか明らかになると推測している。
- マイクロゲーミングは今回の対応の遅れについてプレイヤーが不満を持っていることを理解しているものの、残念ながら法的な処理に直接影響を与えられる立場にない。さらなる情報が分かり次第、すぐに発表したい。
ということで、何となくは目処がついている感じです。さらにこの雰囲気だと、マイクロゲーミングが最後まで責任を持つという感じを受けます。
過去に沢山のオンラインカジノが破綻したり、突然閉鎖したりしていますが、マイクロゲーミング以外でこれほど熱心にプレイヤーのために働いてくれたソフトウェア会社は全くありません。
「それはカジノの責任であり、ソフトウェア提供元にすぎない当社としてはプレイヤーへの払い戻し等には一切関係がない」と答えてくれればマシな方で、大抵は完全無視です。
マイクロゲーミングのカジノは完璧ではありませんが、その意味でマイクロゲーミングというだけで大きな安心の要素にはなっているというのは間違いありません。
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