オンラインカジノを恐喝(!)した犯人が逮捕

オンラインカジノといえば、中には悪質なカジノもあるために誤解を受け悪者扱いにされることもしばしばあります。おまけに一杯負けてしまうと、自分が悪いのに被害者になった様な気がする時さえありますし・・・。何とも微妙です。

さて、今回はまともなオンラインカジノが被害者になったニュースです。

ポーランド国籍の2名が、先日8月2日にイギリスベースの某オンラインカジノのホームページに対し36時間にわたりDDos攻撃を仕掛け、一時的にホームページをアクセス不可にしたうえで、数億円を要求したいたようです。
DDos攻撃とは、複数のコンピュータより大量のパケットを送信し、攻撃対象の処理負荷を下る事により、アクセス不可能などに陥らせることです。
オンラインゲーミングサイトに取っては致命的です。実際ダウンロード型のカジノであれば、ゲームサーバーとホームページなどのサーバーは別なので、ホームページにアクセスできなくてもゲームに影響はないはずですが、最近はやり出したインスタントゲームのようなホームページ経由でゲームサーバーにアクセスする場合は、ゲームもできません。

今までもオンラインゲーミングサイトを対象としたサイバーアタックは行われており、常にオンラインカジノは対策をしていますが、実際にアクセス不可にまでされるというのはよっぽどのことです。
犯人2名は先週ヒースロー空港で逮捕されましたが、今回のような数億円の恐喝、実際のアタックに関しては、オンラインカジノがイギリスの国家収入に少なからすの影響を与えているためか、各国の機関と協力体制をとり、スピード逮捕となったようです。

まだ公式な発表ではないのですが、どうやらイギリスベースの”Club World Casino”というオンラインカジノ(RTGゲームを使用)がターゲットだったようです。