■星座ものがたり
これから年末にかけて、澄み渡った冬空に星々を見上げる機会も増えるじゃろう。
とくに今年は、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還もあって、日本はにわか天体ブームの体をなしておるわけじゃしな。
9年前に閉館したはずの渋谷のプラネタリウムも、本日11月24日に再開したということが話題になったが、全国どこのプラネタリウムも大賑わいということじゃ。
別に、そのこととは関係ないかもしれんが、この最新スロット『星座ものがたり』も、そんな星空をテーマにしたスロットになっとるわけじゃ。
■特徴 優れた点
まずプレイしてみて目を見張るというか、耳を側立てるのが、効果音や音楽じゃろうな。
よくあるような味気ない、いわゆるスロット的な音ではなく、環境音楽でも聞いているかのような雰囲気の良い調べになっとる。
このステレオ音響によるBGMとSEが、この『星座ものがたり』最大の特徴といっても過言ではない。
これが、夜空をイメージしたような、ブルーを基調にしたゲーム画面と相まって、じつにリラックスできるというものじゃ。
もちろん、ギャンブルをしているわけじゃからして、あまりリラックスしても困るわけじゃが、ギラギラした気分でスロットをプレイするよりは、ずっとマシっ
てものじゃろうて。
さらに、大きな特徴なのが、スターパワーの存在じゃ。
スターパワーは、おもに天秤座と蠍座絵柄で獲得できるわけじゃが、パワーを獲得すると、ゲーム画面上部にスターパワーのゲージが表示される。
そして、このスターパワーゲージが満杯になると、ボーナスラウンドに突入するんじゃ。
スキャッターシンボルから突入するボーナスと異なり、ボーナスが次第に近づいてくるのが、直接見えるわけじゃよ。
ゲージが表示されている間は、止めるに止められんのじゃ。
■ボーナス
そのボーナスラウンドじゃが、円盤状に並んだ12星座から、決められたチャンスの数だけ星座を選んでいくというゲームになっとる。
スターパワーゲージで突入するボーナスラウンドの場合は、2回のチャンスじゃ。
つまり、2回ハズレを引いてしまうとボーナスラウンドの終了じゃな。
もちろん、ハズレを回避しつつ賞金を獲得し続けることができれば、倍々で金額がアップする。
運さえ良ければ、かなり大きなボーナスを獲得できるじゃろう。
そして、このボーナスラウンドじゃが、スターパワーだけではなく、スキャッターシンボル揃いからも突入するようになっとる。
この場合は、獅子座絵柄のスキャッターが3個以上出現が条件。
しかも、4個なら3回チャンス、5個で4回のチャンスを獲得じゃ。
この2種類の突入チャンスがあるボーナスラウンドこそ、この『星座ものがたり』でもっとも熱いシーンといえよう。
そして、もうひとつのボーナスチャンスがフリースピンじゃな。
こちらは、蟹座絵柄のスキャッターシンボルが3個以上出現で突入。
3個で5回、4個で10回、そして5個蟹座が出れば20回のフリースピンを獲得できるようになっとる。
■改善点
最大のウリ文句が「ステレオサウンド」というのが、オンラインカジノとしては、いかがなものかとも思うわけじゃ。
もちろん、大音量でプレイしたり、ヘッドフォンを装着してプレイできる環境の者なら、その恩恵を満喫できるのは間違いない。
じゃが、オンラインカジノプレイヤーの中には、深夜にこっそりプレイしたり、音を出せない環境で遊ぶ人も多いじゃろう。
雰囲気はじつによろしいゲームじゃが、確かに見ようによっては地味と言われても仕方のないスロットでもある。
スターパワーが集まるところなど、なかなかのものじゃが、それでも、もう少し派手な演出があっても良かったかもしれんな。
■総評・まとめ
サウンドはもちろん、画面の雰囲気もかなりな完成度のスロットじゃろう。
ギャンブルなのに癒される感覚でプレイできるのも特筆するべき部分じゃと思う。
しかも、ボーナスが近づいているのが視覚で確認できるスターパワーゲージの存在も大きい。
さらに、ジャックポットも搭載しとるから、ギャンブル性も抜群の破壊力を秘めているわけじゃ。
見た目では派手さが少ない印象じゃが、ギャンブルとしては、なかなかド派手な暴れかたをするかもしれん。
これからの冬の長い夜を過ごすには、じつに最適なスロットになるじゃろう。
by ゲーム仙人サイトー
■得点
スペック | |
ライン 数: |
24 |
リール数: | 5 |
プログレッシブ: | 有 |
評 価項目 |
各10点 |
ギャンブル度: | 8 |
ボーナス・演出度: | 8 |
オリジナリティ: | 9 |
グラフィック: | 7 |
プレイの快適さ: | 8 |
総合得点: | 40 |
■ランク
■詳細情報
タイトル:星座ものがたり
開発元:グランドバーチャル
リリース: 2010年
■プレイ可能なカジノ