2008年1月1日をもって、ドイツでオンラインギャンブルが禁止されるという報道がありました。
Germany to Ban Online Gambling Jan. 1 Under Accord by States (Bloomberg)
この記事によると、ドイツでは新しい法律によってネット上でのギャンブルは2008年から一切禁止されるということです。
具体的には、ISP(インターネットサービスプロバイダー)に対してカジノサイトやポーカーサイトへの接続の停止や、金融機関に対しては関連決済の停止を命じることもあるそうです。
ドイツ外のギャンブルサイトも対象になるため、アメリカのオンラインギャンブル禁止法(UIGEA)と似たような感じです。
さらに、ドイツの場合はネットやテレビや雑誌での直接的な宣伝行為も一切禁止されるということで、この点についてはアメリカよりも一歩踏み込んでいます。
EUは先日アメリカのオンラインギャンブル違法化に異議を唱え、賠償を勝ち取ったばかりですが、そのEU内でこのようなことがまかり通るというのも面白い話です。
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