今回のGIGSEとその前後のいろいろな面談でひとつ感じたことがあります。
発見というほどのことではないのですが、私にとっては新鮮な驚きでした。
それは「オンラインギャンブル業界には優れた人材がどんどん流入してきている」ということです。PaySparkやNETellerなどのお金を直接扱う会社の人たちに金融業界出身の人が多いのはもちろんですが、見た目もいかにも一流銀行出身のスマートなエリートという感じでした。
さらにオンラインカジノやオンラインポーカー、そしてソフトウェア会社も、この2年くらいでこの業界に入ったという人がとても多く、前職を聞いてみると、有名な広告代理店だったり、投資銀行だったり、超大手のコンサルティング会社だったり、有名レコード会社だったり、ようするに一般的に人気の職種と言われるところからの転職組が多いのです。
そういう分かりやすい肩書きだけでなく、話した感じも怪しげなところはまったくなく紳士然としていたり、とても感じがよかったり、かなりイメージが覆りました。
もちろんGIGSEの会場では「おや?」と思うようないかにもという人たちも見かけましたが、そういう人が完全に浮いてしまうほど、明るく健康的な感じを受けました。
単にお金の集まるところには頭のいい人たちが集まるというだけのことなのかもしれませんが、それよりも自分の仕事を楽しそうにやっている人が多いような気がして、ちょっと嬉しいような気分になりました。