以前から会いたいと思っていながら会えなかったのがNETeller(ネッテラー)ですが、今回初めて幹部に会うことができました。トライデントグループが共催したパーティーでのことです。場をつくってくれたトライデントグループには感謝しています。
まず日本がNETellerにとって売上規模で第六の市場だということを聞きました。アメリカ、カナダ、スウェーデン、デンマーク、イギリス、そして日本です。
スウェーデンやデンマークというのは国のサイズからすると少し驚きだったので聞いてみると、ポーカーブームだと言っていました。どこもかしこもポーカーポーカーです。
日本語サイトオープン後のJCB取り扱い開始と最近の中止について質問をぶつけました。これは復活を期しているということでしたので、もしかしたらまたよみがえる日が来るのかもしれません。
日本語サイトオープン前には日本語スタッフを一気に10人以上に増員して万全の体制を整えたそうです。さらに採用後は厳しい研修を何ヶ月もしたということで、このあたりはさすが上場企業という感じで、そのあたりのオンラインカジノとは全く雰囲気が違います。
何か要望がありますか?と訊かれたので5つほどあると言ったら驚かれました。「そんなにあるならもっと前に連絡してくれればよかったのに」だそうです。「でも、2年も前から伝えたい要望があるから誰と話をすればいいのか教えてくれと何度もサポートにお願いしていたのに反応なしでした」と言うと、「それは申し訳ないことをした、今後はいつでも直接連絡してほしい」とのことで、ちょっと安心です。
ちなみにこんなことを伝えました。
- 日本語サイトでもライブチャットを使えるようにしてほしい。
- 初回入金後の電話確認でパスポート番号や運転免許番号を必ず質問されるが日本人の場合はそうした身分証明を持っていない人も多いので、なにか他のもの(保険証、年金番号、住民基本台帳等)でも代替できるよう明示してほしい。
- 郵便局からNETellerのイギリスの口座に送るとポンド建てになり、円からポンド、NETeller側でポンドから米ドルと2回も両替があり余分な手数料がかかる。手数料の割引かなにか優遇策を。
- NETellerデビットカードの手数料が高すぎる。デビットカードアカウントに移す際にもかかるし、引き出しの手数料も高すぎる。日本のATMは一気に100万円くらいおろせるのが常識で、1000ドルという上限はいかにも低く、1000ドルごとに手数料を払うというのはいかがなものか。
- Netpoints廃止など、いろいろ事情はあるのかもしれないが情報が少なすぎる。なんでも事前に正確に連絡するべき。
- Moneybookersのように国内銀行振込ができるように何か工夫してほしい。
- Virgin Casinoなど、ウェイジャーワークス(WagerWorks)のカジノでもNETellerが使えるようにしてほしい。
というわけでいろいろ伝えたのですが、「それは参考になる意見だ」といいながらちゃんとメモをしてくれる態度はとても紳士的で素晴らしいものでした。ギャンブル産業関係者というより投資銀行かコンサルティング会社のパートナーのような感じでした。しつこいようですが、さすが上場企業は違うと感じました。