日本のカジノはどこにできる?

国会

モリカケ問題や公文書偽造疑惑など、国会はいろいろ揉めていますが、そんな中でも与党は「カジノ法案(統合型リゾート(IR)整備推進法案)」を本国会中に成立させる方針は変えないようです。
ただし、野党からは相当の反発が寄せられると予想されます。
果たして日本にカジノはできるのか。審議はどうなるのか。
何にしても今週(5/21~5/25)が山場になるのは間違いありません。

では、仮にカジノ法案が成立し、カジノができることになった場合はどうなるのでしょうか。
いまのところ、法案で決まっているのは以下の通りです。

・当面は作られるカジノは3カ所。
・日本人の入場料は6000円。外国人は無料。
・日本人の入場回数は週3回、月10回。
・マイナンバーカードによる本人確認がある。
・カジノ事業は免許制。
・カジノ業者に課す納付金は収益の30%。国と施設の立地自治体とで15%ずつ分ける。

さて、問題はこの3カ所の候補地になります。
30近い自治体が立候補しているようですが、その中でも有力と目されているのは、

北海道、神奈川(横浜)、東京(お台場)、千葉、大阪、和歌山、長崎、沖縄

の8カ所です。
今回は、このうちのどこにできるのかを予想してみたいと思います。

第一候補は間違いなく「東京」です。
これはほとんど文句なしで決まるんじゃないでしょうか。
アクセス良し、知名度良し、利便性良し、で逆に東京を選ばない理由がありません。

第二候補は「大阪」です。
西の大都市と来れば大阪以外にはありません。
関西国際空港からの便もいいので、外国人向けにもアピールしやすいと思われます。

難しいのは第三候補です。
ここからは消去法で考えていきます。
まず、東京、大阪が選ばれた場合、近隣地域は除外されるでしょう。
神奈川、千葉、和歌山は、この時点で候補から外されてしまいそうです。

となると、残りは、北海道か長崎か沖縄か。

やや有利なのは長崎だと言われています。
これは「ハウステンボス」をそのままカジノにしてしまおうという計画があるからです。
新たに建物を作らなくてよければ、開発費をかなり抑えられます。メリットは充分です。
ただし、長崎は交通の便があまりよくありません。
また、東京、大阪と2大都市にカジノが作られた場合、言い訳として「リゾート地」が挙げられる可能性も高いでしょう。
その時に長崎をリゾートと言い張れるかどうか。ちょっと難しいような気もします。

では、北海道と沖縄を比べたらどうでしょう。
これは断然、沖縄が有利になります。
北海道はあまりにも広すぎるからです。
もともと沖縄はカジノ誘致にはかなり積極的でした。
米軍基地が多いということで、日常的に英語が使える点も見逃せません。

なので、第三候補は沖縄と予想します。

果たして結果はどうなるのでしょうか。
というか、そもそもカジノ法案は通るのでしょうか。
それも含めて見守っていきたいところです。

そう言えば、昔は熱海が有力候補と言われていたこともありましたが、あれってどうなったんですかね。



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