■ EVOLUTION
NetEntの『EVOLUTION』を紹介。
タイトルのように、このスロットのテーマは「進化」じゃ。
スロットゲームで、どんな”進化”が起こるのか!?
まさに、”進化”こそが、このスロットのキモじゃし、出玉を倍増する上でも重要なんじゃ。
ここには、それこそ賞金が”進化”していくという、驚愕のゲーム性が秘められておる。
では、キモカワなグラフィックと気色の悪いリールアクションを、ぜひとも堪能して欲しい。
■ 特徴 優れた点
5リールで25ラインのスロットじゃな。
多ラインではあるが、いまどきでは少ないほうじゃろう。
わかりやすいと言えば、わかりやすいライン数じゃな。
おもに、左から3個同じ絵柄が出現したらチャンス。
ペイライン上なら大チャンスじゃ。
ラインベットは1~10でセレクト。
コインベットは0.01~0.5までの6種類。
手持ちクレジット次第で大きくも小さくも賭けられるな。
絵柄は全10種類プラスWILDとフリースピンじゃな。
ちょっと変わっているのが、入賞しやすい絵柄のことじゃろう。
ふつうは賞金の少ない「10」や「K」などの文字数字絵柄が入賞しやすいものじゃ。
しかし、このスロットは比較的それ以外の、ここではモンスター絵柄が入賞しやすい。
なぜかというのは、あとで述べるボーナスに関わってくるんじゃがな。
通常ゲームは、ひたすらフリースピン待ちじゃな。
25ラインとはいえ、一応多ラインじゃから、そこそこ賞金は当たる。
変わってるといえば、変わっているのがスピンの様子ぐらい。
通常はリールは上から下に回る。
ところが、このスロットは下から上に回るんじゃ。
ま、それだけのことじゃがな。
■ ボーナス
この『EVOLUTION』、通常は何の変哲もないスロットじゃが、”進化”の名前は伊達じゃない。
まさに、その”真価”が発揮されるのはボーナスじゃ。
ボーナスはフリースピンのみ。
フリースピンには、「フリースピン」絵柄3個以上で突入じゃな。
3つで10回、4個で15回、5個なら20回じゃ。
フリースピンじゃから、とりあえずはスピンが開始される。
問題は賞金をゲットした後から始まるんじゃ。
入賞した絵柄が進化する!!
簡単に言うと、「10」絵柄は「J」に、「Q」なら「K」という具合じゃな。
もちろん、怪物絵柄も進化じゃ。
カタツムリみたいな「Albus slugus」はワニみたいな「Bestia dentum」に、ネズミみたいな「Besilisk
pluma」は羽付き狸な「Draconius rex」へと進化を遂げるんじゃ。
このことが何を意味するかというと入賞するごとに、リール上を回る絵柄が同じモノに統一されていくということ。
そして、最終的には最高賞金額絵柄である「A」や「Draonius rex」へと集約されていくということなんじゃ。
ここで前に述べた、モンスター絵柄の入賞しやすさが活きてくる。
つまり最大で5個並び100の「A」よりも、最大500を得ることが可能な「Draonius rex」のほうが揃いやすくなるということ。
フリースピン10回でも、そこそこ期待はできるが、もしフリースピンが20回にもなれば、その賞金はまさに天井知らずじゃぞ。
■ 改善点
入賞の際にタイムラグが発生するのが、ちと不満かな。
スピンが終わった時に、一瞬、間があるようなんじゃ。
はずれたか、と思って「スピン」ボタンを押すと、次のスピンが始まっているのに入賞音が鳴るわけじゃ。
あとから、あ、さっき当たっていたんだ、と理解することになるんじゃな。
別に結果には関係ないことではあるが、どうにもテンポがよろしくない。
グラフィックがなかなか美麗じゃから、少々プログラムのスピードがそっちに奪われておるのかもしれんが、どうにも気色悪い限りじゃ。
■ 総評・まとめ
スピンと入賞は気色悪いが、ボーナス中の「気色悪い」生き物たちが進化していく様子を見るのは最高に気持ちが良い。
最終進化系のタヌキモドキだらけになったリールがスピンしていて、どうやってもBIG WINが期待できる瞬間などは、まさに至福の極みじゃろう。
通常はとにかく何も起こらん、ふつうのスロットじゃが、いったんボーナスを手に入れれば、必ず大きな勝利を得ることじゃろう。
見た目は、少々気色悪いが、その出玉感は侮れないという感じじゃぞ。
by ゲーム仙人サイトー
■ 得点
スペック | |
ライン数: | 25 |
リール数: | 5 |
プログレッシブ: | なし |
評価項目 | 各10点 |
ギャンブル度: | 9 |
ボーナス・演出度: | 8 |
オリジナリティ: | 8 |
グラフィック: | 8 |
プレイの快適さ: | 6 |
総合得点: | 39 |
■ ランク
■ 詳細情報
タイトル:EVOLUTION
開発元:NetEnt
リリース:2014年