■ HEXALINE
今回はマイクロゲーミングがリリースした『HEXALINE』じゃ。
昔で言うところのヘックス模様、つまりいまどきの言い方になると、”ハニカム柄”で構成された、かなりユニークなスロットじゃぞ。
見た目も斬新じゃが、じつは出玉性能が、その見た目以上にスゴイことになっておるようじゃぞ。
■ 特徴 優れた点
一応、5リール6ライン機と言っておこう。
ふつうのスロットと違い、5×3で構成されとるわけではないんじゃな。
1リールは4マス、2リールは3マスと交互になっとる。
なぜかというとひとつのマスが四角ではなく、まさにヘックス、つまり6角形だからじゃ。
ようするに、どのマスも6方向にラインが並ぶんじゃ。
左端から右端に同じ絵柄がヘックス上で並べば入賞。
面白いのは、図柄が並ぶ限り、右端から戻ることも可能というところ。
つまり賞金は並んだ図柄の枚数によって変わるということになる。
画面右に表示されとるのが図柄1枚あたりの賞金で、左から右に1ライン分だけ並べば「×5」となるわけじゃ。
そして、ヘックスで隣接する限りラインは延長されるので、ものすごく運がよければ、全ヘックス同柄の最大で「×18」になるということじゃな。
もちろん、WILD絵柄も搭載されとるので、高額ヘックス登場時のWILDの位置には注目じゃな。
しかも、そのWILD自体がつながったら!?
通常時でも、とんでもない賞金が手に入ることになるかもしれんぞ。
さらに、成立役は消滅し新たなヘックスが出現。
つまり投資なしで次の抽選を受けることができるというわけじゃな。
ここでも運が良ければ、賞金ゲット~ヘックス消滅~新ヘックス出現~賞金という無限ループもあり得るということじゃな。
1回の投資で何度も当たりを引くことが可能なわけじゃが、じつはちょっとした罠も仕掛けられとる。
ま、それは後々述べようかのう。
■ ボーナス
ボーナスは「BONUS」絵柄のヘックスが3個以上出現したら突入じゃ。
ボーナスゲームは、お馴染みのセレクト式で賞金をゲットしていくタイプ。
ゲーム中と同じ盤面に、黄色いヘックスが並ぶ。
これを左列から順番にめくっていくという感じじゃな。
賞金の額は左から順に×1、×2、×3、×4、×7となる。
選ぶと、賞金と矢印が出現する。
最初のうちはおもに「→」じゃろうな。
「→」が出れば、次の列から再びひとつ選ぶ。
すると矢印と賞金、または「×」が出るというわけじゃ。
基本的には「×」が出るまでめくっていけるぞ。
しかも、矢印は「→」ばかりじゃない。
「←」もある。
これが出たら、1つ前の列から、まだめくっていないヘックスを選択できるんじゃ。
ものすごく運が良ければ、ほとんどのヘックスから賞金を得ることも可能じゃ。
ただし、このボーナスで得られる賞金のマックスは右側に表示されるはず。
もし、順調に賞金をゲットし続けても、決まった賞金を入手した時点で「×」が出て終了じゃな。
■ 改善点
さて、このスロットのちょっとした罠。
じつは順調に賞金を得ていたら「BONUS」図柄がなかなか3個以上揃わないということじゃ。
じつは「BONUS」図柄も、それぞれ色が設定されていて、通常絵柄と同じ役割を果たすんじゃ。
つまり入賞すれば消える!!
賞金を得た後で「BONUS」図柄が2個残って、新たに1個追加というシチュエーションはなかなか厳しい。
もちろん、あり得ないわけではないが、なかなかにキビシイものがあるぞ。
■ 総評・まとめ
とにかくヘックスで同じ色が連続すれば賞金というシンプルなシステム。
入賞した絵柄は消えて、新たな絵柄が降ってくるので、そこでさらに入賞すれば投資も抑えられる。
しかも、入賞ラインは”6″なのに、揃ったヘックスの数でカウントするから、通常時でも大きな賞金のチャンスがある。
つまり、基本ボーナス待ちというゲーム性にはならないのも好感が持てる。
シンプルでスピーディーに、しかも投資を抑えつつ遊べる。
見た目もオシャレじゃから、一見すると新手のパズルゲームみたいなので、ギャンブルをしているようにも見えないかも!?
by ゲーム仙人サイトー
得点
スペック | |
ライン数: | 6 |
リール数: | 5 |
プログレッシブ: | なし |
評価項目 | 各10点 |
ギャンブル度: | 9 |
ボーナス・演出度: | 7 |
オリジナリティ: | 8 |
グラフィック: | 8 |
プレイの快適さ: | 8 |
総合得点: | 40 |
■ ランク
■ 詳細情報
タイトル:HEXALINE
開発元:マイクロゲーミング社
リリース:2014年