ゲームレビュー　「RockStar!500」　byゲーム仙人 | オンラインカジノファン

■RockStar!500
インペリアルカジノで2008年に颯爽と登場した『RockStar!』は、グランバーチャル系の正統的なスロットとして、いまだに、その堂々たる存在感
を示す希有な機種といえよう。
すでに3年は経っている旧機種のひとつじゃが、グラフィックは3DCGで描かれとるし、実機スロットの模倣のような”回るスロット”ではない。
オンラインカジノに特化した、ビデオスロットとしてのプレイ感を大切にした機種じゃ。
ロックを題材にしとる以上、その音響も凝ったものになっとる。
もちろん、肝心のギャンブル性についても、フリースピンにボーナスラウンド、さらにはジャックポットなど、プレイヤーの射幸心をそそるような仕組みも完備
済みじゃ。
この『RockStar!』は、インペリアルカジノに2種類あるが、今回は賭け金が1ドル～75ドルの『RockStar!500』に挑戦じゃ。
どちらもゲーム性はまったく同じじゃが、夢を見るなら、やはり賭け金の大きいほうじゃからな。

■特徴　優れた点
まず、目に付くというより、耳に付くのが、そのサウンドじゃな。
とくにスピンボタンにカーソルが触れると、「ヘイ！」とかけ声がかかるんじゃが、これが、実にロック魂をそそるようなサウンドなんじゃ。
そして、WINすれば観客の歓声が上がり、賭け金より多ければ、さらにヒートアップした歓声へと変わる。
まさに自分がロックスターになったかのようなプレイ感を味わえるんじゃ。
そして、これがスピーディーなプレイ感と相まって、じつにプレイしていて楽しい。
できれば、深夜でもスピーカーの音量は絞らずにプレイしたい作品じゃ。

■ボーナス
5リール15ラインの多ライン機らしく、出費を抑えながら、ボーナスラウンドやフリースピンを待つことになる。
どちらも確率的には、そこそこ甘く設定されてるようなので、このあたりもプレイしていて飽きがこないのかもしれんな。
まずフリースピンじゃが、この『RockStar!』で出玉の鍵を握るのが、じつはフリースピンなのじゃ。
フリースピンは、ギター絵柄3枚以上出現で突入する。
3枚で10回、4枚では20回×25倍、5枚なら50回×750倍となっとる。
とくに5枚出てしまったときのアドレナリン放出は、なかなか他のスロットでは味わえんのではないかな。
しかも、このフリースピンにはリトリガーで、回数上乗せが行われるんじゃ。
このフリースピン中に、ボーナスラウンドの「ロックスターボーナスランド」が成立すれば、すでに目の前は天国じゃろうな。
この「ロックスターボーナスランド」は、ツアーバス絵柄3枚で突入じゃ。
ヨーロッパツアーを想定したゲームになっていて、25の都市から5つの都市を選択し、ランダムで配置された賞金を獲得していくんじゃ。
各都市に隠された賞金は、5種類あって、5つの都市を選択し終わると、どこにいくら隠されていたかが明かされるようになっとる。
最高1800コイン獲得できるので、できる限り高い賞金の都市を選びたいものじゃな。
さらにチケット絵柄3枚以上で獲得できる「トラップインコンビネーション」での一攫千金も狙っていける。
5枚揃いで、賭け金を最大の5ドル設定にすれば、175,000ドルの固定ジャックポットが待っておるかもしれんからな。

■改善点
じつは、改善点というほど、プレイするのに困った部分は見あたらんのじゃが、強いて言えば、やはり絵柄じゃろうな。
いくら数年前の機種じゃからといっても、少々古くさいというより、素人くさいCGは、悪くすればプレイの雰囲気を壊しかねん。
できれば、もう少し現代風なCGで、もっとロック魂を熱くするようなグラフィックにリメイクしてもらいたいもんじゃな。
とくに、運悪くフリースピンやボーナスラウンドをまったく引けなくなった時、この面白くないグラフィックでは、かなり気が滅入ってしまうこともあるじゃろ
う。

■総評・まとめ
基本的には、じつに良くできたスロットじゃ。
ただ、それが点数に結びつかなかったのは、悪く言えば「普通に良くできた」スロットだったからじゃ。
突出して新しいところや面白いゲーム性があるわけではなく、どのスロットにも、ふつうに搭載されている要素の集合に過ぎないという評価じゃな。
しかし、フリースピン連打からのボーナスランド連打は、けっして確率的に起こりにくいほどでもない。
サウンドはじつに面白いし、ギャンブル性でも、隠れた一発を秘めた優秀台といえるじゃろう。

by ゲーム仙人サイトー

■得点

■ランク

■詳細情報
タイトル：RockStar!
開発元：グランバーチャル
リリース：2008年

■プレイ可能なカジノ

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