ゲームレビュー　「Mr. Cash Back」 by　ゲーム仙人 | オンラインカジノファン

■ Mr. Cash Back

「倍返しだ！」が流行った2013年じゃが、このスロットはなんと、「50倍返し!!」がウリじゃぞ。
インペリアルカジノで遊べる『MR.CASH BACK』は、その名の通り”キャッシュバック”で投資を抑えつつボーナスを待つタイプのスロットじゃな。
ギャンブラーじゃなくても嬉しい”キャッシュバック”の響き。
50ゲーム毎に訪れる至福の瞬間を楽しみつつ、大きなチャンスを捕まえようじゃないか。

■ 特徴　優れた点

5リール15ラインのスロットじゃな。
ラインベットを最小の0.05ドルにしても、15ラインで賭ければ0.75ドルになる、つまり0.1ドルなら、1.5ドルじゃ。
ま、わかりやすいタイプなので、身の丈に合った投資額を選んでプレイできるはずじゃ。
ここで重要なのが、大きな特徴である”キャッシュバック”。

キャッシュバックは、50ゲーム間で当たりを引けなかったラインが対象になる。
なんとラインベットの50倍じゃ。
要するに50ゲーム間の”無駄な投資”を返してくれるという機能じゃな。
ラインベットが0.05ドルなら2.5ドルが返還されるということじゃ。
0.1ドルなら5ドルの返還じゃ。

リールの両サイドに表示されとる各ラインナンバーにマウスを当てると、残りゲーム数が表示されるようになっとる。
それに、残りゲーム数が少なくなるほど、数字を囲む赤い部分が大きくなっていくので、一目で判別できるはずじゃ。

ちなみに、途中でベット額を変更するとカウントはリセットされてしまう。
賭け金をいろいろと変更しながら、というプレイスタイルの人には向かないゲーム性かもしれんな。
このスロットを楽しむなら、賭け金は最初に決めて、動かさないほうがお得じゃろう。

多ライン機ではあるが、15ライン程度で、ワイルドとスキャッターを除いた絵柄は9種類程度なので、小当たり確率は低いほうじゃ。
普通なら当たりが少ないのはよろしくないことになるが、このキャッシュバック機能を存分に生かすには、ちょうどいいことになるのかもしれん。

なんにしても、”当たらない”のに”配当がある”のは、ふつうあり得ないだけに、ちょっと嬉しいじゃろう。

また、一応「ギャンブル」機能も搭載しとるので、2択が得意ならチャレンジしても良いじゃろうな。

■ ボーナス

ロゴ絵柄が3個出現でフリースピンに突入じゃ。
フリースピンは、基本2倍のマルチプライヤーが採用される。

フリースピンは12回固定でリトリガーはない。
しかし、ランダムで出現するワイルド絵柄が大きなチャンスをもたらしてくれる。
出現したワイルドには、2～4の回数が表示されて、その回数分だけ、その場所に居続ける。
運が良ければ、毎ゲームワイルドが出現する上に、留まり続けるワイルドと相まって、ほとんどのリールがワイルドで埋まる可能性もある。
こうなると、ちょっとした具合でファイブカード続出じゃ。
ほとんどのスロットでは、12ゲームのフリーゲーム程度では、たいした配当も見込めないことが多い。
しかし、この『MR.CASH BACK』のフリーゲームは、一撃で賭け金の100倍くらいは十分にあり得る。

なお、このスロットにはプログレッシブ・ジャックポットはないが、ワイルド5枚がペイライン上で揃うと、ラインベットの7500倍になる。
賭け金次第では、ほとんどジャックポット状態じゃ。
フリースピン中なら、さらに2倍!
見た目のダサい感じに比べて、なかなか侮れない機種じゃよ。

■ 改善点

見た目がとにかく古臭い。
主人公のMR.CASH BACKが、いかにも中年のおっさんでダサイ。
キャッシュバックは嬉しいが、演出が毎回同じで、しかも長いので、テンポが悪くなりがち。
しかも、50ゲームが近くなると、結局調子が悪くても止められない。
ヤメ時が難しいスロットでもある。
キャッシュバックは嬉しいが、所詮はラインベット額の50倍。
「倍返しだ!!」と勢いづくほどの額にもならん。
せいぜい、ちょっとだけ投資を抑えられたかな!?　程度じゃろう。

■ 総評・まとめ

15ライン程度なので、低投資で遊べるのもポイントじゃ。
それでも、まったく当たりを引けないまま、何十ゲームも虚しくスロットを回すはめになるよりは、”当たらない”ことでのキャッシュバックは大きい。
また、ほかのスロットでは、なかなか出玉に結びつかないフリースピンが、大チャンスへの入り口になっているのも良い。
古臭い画面じゃが、フリースピンでの一撃性は、一度味わえば癖になるかもしれんな。

by ゲーム仙人サイトー

■ 得点

■ ランク

■ 詳細情報

タイトル：Mr. Cash Back
開発元：PLAYTECH
リリース：2012年