■Nags to Riches
「Nags to Riches」というのは、「極貧から富豪に」的な意味で、ようするに”成金”とか、”成り上がり”という感じの意味だそうじゃ。
2007年には、「Nags to Riches」という名前の牝の競走馬が、実際にアメリカの競馬で活躍し、ケンタッキーオークスをはじめとするGⅠレースで4勝しとるな。 このじつにギャンブルに相応しいタイトルを冠したゲームが、競馬を題材にしたスロット『Nags to Riches』じゃ。
■特徴 優れた点
5リール25ラインのスロットじゃな。25ライン機の特徴となるかもしれんが、ほぼ毎ゲームなんらかの小役が揃う感じで、出費を抑えながらボーナスチャンスを待つというゲーム性じゃな。
しかし、この『Nags to Riches』のもっとも大きな特徴がマルチプレイじゃ。
50セントから賭けができるが、画面を見るとスピンボタンが2つあることに、すぐ気づくじゃろう。
「EACH WAY PLAY」と書かれたスピンボタンでプレイすると、賭け金が2倍になるわけじゃ。
通常プレイ中じゃと、WILD絵柄揃いのBIGボーナスくらいにしか効果を発揮しないが、これはやがてやってくるボーナスチャンス用の仕込みみたいなもんじゃな。
ふつうにプレイするには、ふつうのスピンボタンでも楽しめるが、ギャンブルしたいなら、「EACH WAY PLAY」がおススメじゃぞ。
■ボーナス
やはりこの『Nags to Riches』最大のお楽しみは、ボーナスゲームじゃろう。
「EXCITING RACE GAME」は、最初のリールに競馬場絵柄が出現するとチャンスじゃ。リール上でレースが始まって、第3リールまで到達すればボーナスゲームがはじまる。
8人のオーナーから、好きなのを選んで順位による配当がもらえるというボーナスゲームじゃが、オーナーによって配当の倍率が変わるわけじゃ。
もちろん、倍率が低いオーナーほど本命なわけじゃが、展開しだいでは・・・というギャンブル性もあるじゃろうな。本命馬が1位になったときと、穴馬の4位がほとんど変わらなかったりもするわけじゃ。そして、第5リールで成立して”1st BONUS”になると「EACH WAY PLAY」が効果を発揮するんじゃ。
ボーナスゲームでの配当が2倍!
本命馬でも、なかなかの配当を期待できるし、大穴馬だったら夢のような賞金になることもあるぞ。
さらに通常プレイ中のセンターリールにチケット絵柄が出現することがある。
これは馬券で、次の「EXCITING RACE GAME」で効果を発揮する。馬券ごとに賭けるオーナーと賭け金が設定されておって、そのオーナーの馬が優勝すると賞金にプラスされる。通常ゲームでチケットが出現したら、次のボーナスゲームまで止められんぞ。
そして、この『Nags to Riches』にはフリースピンも搭載しとる。馬蹄絵柄が3個出現で、2倍配当のフリースピンが開始じゃ。
ここで「EACH WAY PLAY」でプレイしとると、さらに倍のフリースピン、つまり20回のフリースピンになるわけじゃ。
もちろん、フリースピン中の馬蹄絵柄揃いも有効じゃから、上乗せチャンスもさらに倍というわけじゃな。
■改善点
ゲームをエキサイティングなものにしてくれる「EACH WAY PLAY」じゃが、逆にいうとこれでプレイしないことには、熱くなれるポイントがガタ減りするということかな。
通常プレイで少額投資というプレイスタイルが好きな者にとっては、ちょっと物足りない感じになるかもしれんわけじゃ。
賭け額が決まっとるなら、賭け金を少なくして「EACH WAY PLAY」か、倍額で通常プレイかというところでも悩みどころになるかもしれんな。
■総評・まとめ
競馬好きなら、「EXICITING RACE GAME」は手に汗握るじゃろう。
賭けた馬が、優勝に絡むような展開なれば、まさに声援を送りたくなること必至じゃ。とにかく「EACH WAY PLAY」でプレイが熱いゲームなので、賭け金に余裕があれば、ぜひ遊んでもらいたい。
ボーナスチャンスも豊富で、展開次第では、まさに”Nags to Riches”!
一攫千金も夢ではないじゃろう。
by ゲーム仙人サイトー
■得点
スペック | |
ライン 数: |
25 |
リール数: | 5 |
プログレッシブ: | なし |
評価項目 | 各10点 |
ギャンブル度: | 8 |
ボーナス・演出度: | 9 |
オリジナリティ: | 8 |
グラフィック: | 7 |
プレイの快適さ: | 8 |
総合得点: | 40 |
■ランク
■詳細情報
タイトル:Nags to Riches
開発元:パーティーゲーミング
リリース:2011年
■プレイ可能なカジノ