ゲームレビュー　「THE STING」 by　ゲーム仙人 | オンラインカジノファン

■THE STING
ジャックポット付きのスロットというものは、まさに一発億万長者を狙えるという点で、すべてのカジノの花形マシンじゃ。
じゃが、そのあまりの破壊力のせいか、通常ゲームが単調になるきらいがあるのが珠に瑕だったりもするわけじゃが。
このパーティカジノの新機種『THE STING』は、そのあたりどうなっとるか、早速検証しようじゃないか。

■特徴　優れた点

まず、見た目でビックリじゃろう。
蜂の巣を模した六角マスがビッシリ並んどる。
ゲームファンなら、シミュレーションゲームのヘックスというかもしれん。
このスロットの最大特徴がこれじゃな。そう、ラインがないんじゃ。
その代わり、当たりが成立するためには、同じ柄が隣り合ったマスに4つ以上出現することが条件。
頭になるリールがない分だけ、当たりが成立しやすいようにも思えるじゃろ。
多ライン機種の複雑なペイテーブルを凝視しながらプレイすることに比べれば一目瞭然、じつにわかりやすい。4つ以上くっついてれば、こっちの勝ちだと思えば良いんじゃからな。
しかも、この台のワイルドが、また性能が良い。
ハニースティック絵柄のワイルドが出現すれば、美味しそうな蜂蜜が垂れて、直下にあるマスをワイルドに変えてしまうんじゃ。ベストな場所に出現してくれたら、ほかのスロットでは、そうそうお目にかかれないような、10ライン、12ライン揃いでさえ、ホイホイ揃う。

■ボーナス

『THE STING』に搭載されとるボーナスは、基本的にフリースピンのみ。
スキャッターが3個出現で、ボーナスゲーム。
3本の花から1本を選んで、フリースピン回数と倍数を決定する。
運が良ければ40回で8倍などという、とんでもないフリースピンに突入することもあるんじゃ。
もちろん、このフリースピン中もスキャッターが出現するわけじゃから、どこまで続くかわからない、まさにスピン天国ってことも不可能じゃない。

■ジャックポット

さて、肝心のジャックポットも、なかなかの性能じゃぞ。
このジャックポットには4種類。
「Gold Blitz Jackpot」、「Gold Quick Jackpot」、「Gold Super Jackpot」、そして「Gold
Mega Jackpot」じゃ。
それぞれ、その時点でのジャックポット賞金が用意されていて、ジャックポットが出た時点で、それぞれがリセットされる。
つまり、一度ジャックポットが出てしまうと、しばらくは旨みが減る機種が多いわけじゃが、この『THE　STING』ならば、溜まりに溜まったジャックポットを狙うチャンスが残されるということじゃ。
もちろん、それも運次第じゃがな。
ジャックポットが成立すると、Jackpot featureで9個のシンボルから6つを選び、＄マークを狙うことになる。
ここで＄絵柄を出現させることができれば、即ジャックポット!
＄マーク1つなら、「Gold Blitz～」で、最高金額の「Gold Mega～」をモノにするなら、＄マークを4つ出現させなきゃならん。
当然、ジャックポットなんぞ、そうそう出現するもんではないが、この『THE　STING』は、なんだかんだで月間ジャックポット勝者欄の常連機種じゃから、じつは現実味の高い機種だといえるかもしれんな。

■改善点

見た目だけでは、多ライン機種ではないが、じつは当たりが成立する組み合わせは相当多い。
反対に言うと、超多ライン機並みに、当たりが遠い機種でもある。
10や20スピン程度なら、なんの払い出しもないままってことも多いくらいじゃ。フリースピン20回程度だと、まったくその恩恵に与れないまま終了という寂しい結果になることも普通じゃ。
他のスロットでも、そうじゃが、軍資金だけはしっかり持っていないと、まったく楽しめないままゲーム終了･･･。盤面自体は、蜂の巣風で面白そうじゃが、演出もBGMも単調。これで当たりがなければ、まったく楽しめんじゃろうな。

■総評・まとめ

しかし、地道にゲームを続け、運が向くと、なかなか凄まじい破壊力も秘めとるんじゃ。
フリースピンの倍数とワイルドがうまく絡めば、一挙に100倍1000倍ってことも、それほど珍しい現象でもない。
「Gold Blitz～」程度の勝ち額なら、じつはそれほど難しくはないんじゃ。
一旦、波に乗れば、賭け額の100倍くらいの間を行き来することで、さらなるチャンスを待つという戦法もあり得るかもしれん。もちろん、ジャックポットのチャンスだって増えるわけじゃ。
とにかく、この『THE STING』には、大きなチャンスがいくつも隠されているのは確かなことじゃろう。

by ゲーム仙人サイトー

■得点

■ランク

■詳細情報

タイトル：THE STING
開発元：パーティーゲーミング
リリース：2011年

■プレイ可能なカジノ

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