■ GAME OF THRONES
やっぱり出たようじゃな。
全米大ヒットのファンタジードラマ・シリーズのオンラインスロット化じゃ。
1シーズン10話で、すでに第5シーズンまで放映、1話あたり600万ドルもかかっている超大作ドラマじゃ。
ジョージ・R・R・マーティン原作のベストセラー『氷と炎の歌』を壮大なスケールで映像化した『ゲーム・オブ・スローンズ』が元になっとる。
ファンタジーといいながら、ここで描かれるのは中世イギリスのドロドロした歴史劇。ここにドラゴンや異形の種族が絡んで、七つの王国を巡る戦いや陰謀が繰
り広げられるんじゃな。
この『GAME OF THRONES』スロットは、そんな超大作ドラマをモチーフにした超大作スロットになっとるんかな…!?
■ 特徴 優れた点
基本は5リール243ラインの多ライン機種じゃな。
絵柄リールは各家の紋章になっていて、鹿の紋章バラシオン家、獅子紋章のラニスター家、狼の紋章スターク家、三つ頭ドラゴン紋章ターガリエン家の4つ。
そしてA、K、Q、Jの4つがある。
243ラインもあるので、これらの絵柄が左から3個出現すれば、すべてのラインで賞金獲得じゃな。
WILDは『GAME OF THRONES』ロゴになっていて、スタックになっていることもあるんじゃ。
まさにBIG WINの要絵柄じゃな。
そして、スキャッターは『GAME OF THRONES』のアイコンでもある「鉄の玉座」絵柄。
2個出現すれば賞金獲得。
5個出現すると、なんと600コイン!
最大ベットでは、なんと605,000コインをゲット可能じゃぞ。
通常ゲームでは、とにかくこのスキャッターが3個以上現れるのを辛抱強く待つというゲームになるかな。
さらに賞金獲得でギャンブルのチャンスじゃ。
ギャンブルはいわゆる赤白ゲーム。
ここではコインの裏か表かを選択することになる。
最大で4回チャンスがあって、『GAME OF THRONES』の世界をモンスターと対決しながら旅をするという雰囲気じゃな。
まずは三つ目のカラスのステージ。
成功すれば伝説の怪物ホワイト・ウォーカー、さらにダイア・ウルフ、最後はドラゴンじゃ。
ただの2択ギャンブルじゃが、原作好きなら毎回プレイしてしまいそうじゃな。
■ ボーナス
ボーナスはフリースピンのみ。
スキャッターの「鉄の玉座」3個以上で突入じゃ。
フリースピンの種類は4種類あり、好きなのを選べるんじゃ。
バラシオン家を選ぶとラ5の8回。
ラニスター家ではラ4の10回。
スターク家はラ3の14回。
ターガリエン家ならラ2じゃが、18回のチャンスじゃ。
一撃を狙うならマルチプライヤーの多いので勝負じゃし、手堅くしたいなら回数の多いのを選ぶというところじゃろう。
このフリースピンをどのタイミングで引くか、そのフリースピン中にどれだけ賞金を獲得できるかが勝負じゃな。
もちろん、フリースピン中もスキャッターは出現するのでリトリガーありじゃぞ。
■ 改善点
243ラインもありながら、通常での賞金獲得がとにかく少ない。
基本絵柄が8種類しかないせいか、有効ラインになかなか同じ絵柄が揃わん感じじゃ。
少額投資のはずの超多ライン機のはずが、とにかく毎ゲーム小当たりもないので、少々イライラするかもしれんな。
みるみるクレジットが減っていくので、これをプレイするなら長期戦の覚悟が必要かもしれんぞ。
絵柄やギャンブル中などは、たしかに原作の雰囲気を出そうとする努力はあるものの、せっかくのフリースピンもただ見守るだけ。
もちっとはドラマの雰囲気を醸し出すような演出が欲しかったかもしれんな。
■ 総評・まとめ
原作ドラマが大好きというなら一度はプレイしてみたい機種じゃろう。
BGMやグラフィックの再現度はなかなかのものじゃろう。
いろいろな権利関係もあって、登場キャラの肖像は見られないが、紋章やモンスターたちで雰囲気はそこそこじゃ。
辛い通常ゲームじゃが、フリースピンさえ獲得すれば一撃で取り戻すチャンスもある。
早い段階で引ければ、そのまま大幅プラスという可能性もありじゃ。
とかく運次第なスロットじゃが、本作はまさに『GAME OF THRONES』の登場人物になりきって、一撃の覇権を目指すべきじゃろうな。
by ゲーム仙人サイトー
■ 得点
スペック | |
ライン数: | 243 |
リール数: | 5 |
プログレッシブ: | なし |
評価項目 | 各10点 |
ギャンブル度: | 8 |
ボーナス・演出度: | 7 |
オリジナリティ: | 7 |
グラフィック: | 9 |
プレイの快適さ: | 8 |
総合得点: | 39 |
■ ランク
■ 詳細情報
タイトル:GAME OF THRONES
開発元:マイクロゲーミング社
リリース:2015年