ニュースでみなさんもご存じの国際的なサッカー八百長について今月のあたまから報道されていますね。ユーロポール(欧州警察機構)がシンガポールを拠点のシンジケートによる、2008~11年の間にUEFAチャンピオンズリーグ、FIFAワールドカップ予選などを含む680試合での八百長疑惑があるという発表。680試合の内、約300がヨーロッパ、残りが南米、アフリカ、アジア圏とみられており、また425名の選手や審判が関係している模様。そのうち10数名はすでに逮捕されておいます。まだ有名選手の名前は聞かれていないようですが、いつか出てきてもおかしくないのかも・・・。
加えて、昨年11月に行われたタイ協会カップ決勝で、日本の吉田寿光主審が八百長を持ちかけられたとカミングアウトしたこともあり、ちょっとした騒ぎになっているようですが、以前にも韓国やイタリアでも大がかりな八百長騒ぎがありましたね。
また中国でも、本日、中国サッカー協会が八百長事件に関与した疑いのある58人に対し、25人が5年間の活動禁止処分、33人が永久追放という処分を下しました。FIFA(国際サッカー連盟)はこれを受け、58名が受けた処分を全世界で適用するという声明を出すなど、サッカー業界はてんやわんやの大騒ぎ状態です。
数日前には、このシンガポールのシンジケートのメンバーの男がイタリアで逮捕されましたが、問題の黒幕と思われるシンガポール人は、現在シンガポール警察に拘留されているとのこと。
しかし今回の発表に至ったのは、元同組織のメンバーであり、八百長のおぜん立てを行ったペルマル(2011年にフィンランドで逮捕され服役後、現在ハンガリーで拘留中)のインド系シンガポール人からの事情聴取の結果と見られています。
きっとペルマルが白状した裏付けがほぼ取れた時点で発表をしたのでしょう。
このシンガポールの組織、主に国際親善試合などで八百長を行っていたようで、試合当日はオンラインで組織末端の人間を使ってオンラインでベットをしていたとのこと。人海戦術でいくつもの口座を使用して、一回の賭け金が高すぎないように調整をしていたということです。
昔からスポーツ賭博がある限り、八百長はつきものといっても過言ではないとおもうのですが、ここまで大がかりな組織の存在が暴かれたのはスポーツ史上でも初めてではないででしょうか?中国の犯罪組織が裏にいるともいわれていますが・・・。
さてこの八百長で損をするひとはというと、もちろん実際にかかわってしまった選手や審判もそうですが(ちなみに審判は1試合につき$350位の日当だそうです。でもお自業自得ですね。)、その賭けを受けたスポーツブック。胴元なのに、思いっきり負けてしまうんです。しかもどっちが勝つかなんていう単純な賭けならともかく、ゲームの勝敗に直接関係しないような、イエローカードを何枚もらうとか、総ゴール数などの倍率高めのベットを何千万もされた日には目も当てられませんね。
たまたまウィリアムヒルカジノクラブから聞いた話ですが、以前にあるスポーツブックの報告により八百長が発覚したという事件があったそうです。
そのスポーツブックでは、普段あまり人気のないベットに非常な高額でいくつもの賭けが集中したことがあり、不審に思ったスポーツブック側が機関に連絡し調査したところ、実は八百長だった!というのがわかったそうです。
スポーツブックのサイトもいろいろ大変ですねぇ。
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