いまやオンラインカジノのスロットでは、多機能ビデオスロットが全盛で、もはや3リールのスロットなど新ゲームをリリースする意味があるのかどうかも分かりません。
アメリカあたりの熟年女性には3リールスロットのほうが単純で受けるということなのかもしれませんが、オンラインに限って言えばそうでもないと思います。
なので、新しい3リールを出すとなると、かなり悩んだはずです。
2005年9月登場のこのスペルバウンドは、悩んだ結果なのでしょうか。
開発担当スタッフが悩んだ結果一点突破を図ったと思われるのが、グラフィックです。ハロウィーンの時期らしく、魔女(Enchantress)をメインに持ってきています。それ以外は機能的にもサウンド的にも見るべきものはありません。
魔女のグラフィックは、インパクトだけはあります。この魔女が、配当にからむとニヤリとします。
このニヤリのために回し続ける人がどれだけいるのでしょうか?
一点突破は成功したでしょうか?
ちなみに、spellboundとは「呪文で縛られた」という意味の形容詞だそうです。同名のヒッチコックの映画もあるようです(邦題『白い恐怖』)。