当然といえば当然ですが、アメリカのオンラインギャンブル禁止法案の可決を受けて、月曜朝から開始されたロンドン証券取引所での取引で、オンラインカジノ関連株が軒並み暴落しています。
以下の各ページをみると、どのくらい下がっているのか分かります。
リアルタイムで変動しているのでそれぞれの数字はここには書きません。が、書いている時点で、NETELLERもPartyGamingも60%程度の下落です。
888 Holdingsの株価 (カジノオンネットを保有)
Partygamingの株価
Playtechの株価
Sportingbetの株価
NETellerの株価
Fairground Gaming Holdingsの株価 (スピンパレス等を保有)
Leisure & Gamingの株価 (English Harbour等を保有)
面白いのは、同じロンドン上場組のオンラインカジノ関連企業でも、アメリカにあまり関係ないところについてはあまり下がっていないことです。
32Redの株価
ラドブロークスにいたっては、オンライン依存率が低いため全然下げていません。
Ladbrokesの株価
アメリカの禁止法案は今回も流れると見ていた人が多かったはずなので、週末のアメリカでの「逆転劇」は一種のパニックを引き起こしているような感じです。
これだけ株価が下がっているということは、今回の禁止法がアメリカで実際に効果をあげると考える人が多いことを示しています。
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追記 (関連日本語ニュース)
英オンライン賭博株が暴落、米議会の法案可決で=ロンドン株式市場
https://today.reuters.co.jp/investing/financeArticle.aspx?type=hotStocksNews&storyID=2006-10-02T081415Z_01_nTK2949722_RTRJONT_0_MnTK2949722-1.xml