2011年F1GP第三戦中国GPが今週末(4/17)に開催されます。
今回のレースは前戦から中一週間を置かずに行われるアジアシリーズの第二弾。当然、各チームとも大幅なマシンの変更はできないだろうと予想されます。
となれば、やはり優勝候補は、レッドブルのベッテルしかいないでしょう。
ここ二戦、連続してポール・トゥ・フィニッシュを達成した彼に、現在のところ死角はありません。他を寄せ付けない圧倒的な速さ。そしてKERSに問題を抱えながらもスピードが落ちない車の安定性。いまや、彼は全盛期のシューマッハをも凌ぐような存在になりつつあります。
しかし、何が起こるのかわからないのがF1の世界。
そこで今回は「誰がベッテルを倒すのか?」
ということを考えながら、予想を進めてみたいと思います。
まずは、いつもの表を見てみましょう。
(2戦分のデータがありますので、今回からはまた5段階評価に戻します。また、各項目を少し変更し、総合計も追加しました)
ドライバー | ドライビング | ピット戦略 | 勢い | マシン完成度 | 総合計 | オッズ |
ベッテル(レッドブル) | 5 | 4 | 5 | 4 | 18 | 2.20 |
ウェーバー(レッドブル) | 3 | 3 | 3 | 4 | 13 | 6.00 |
アロンソ(フェラーリ) | 4 | 3 | 3 | 3 | 13 | 9.00 |
マッサ(フェラーリ) | 3 | 3 | 4 | 3 | 13 | 34.00 |
ハミルトン(マクラーレン) | 3 | 3 | 2 | 5 | 13 | 5.50 |
バトン(マクラーレン) | 4 | 3 | 4 | 5 | 16 | 8.00 |
シューマッハ(メルセデス) | 4 | 3 | 3 | 2 | 12 | 41.00 |
小林可夢偉(ザウバー) | 4 | 4 | 4 | 2 | 14 | 201.00 |
ペトロフ(ルノー) | 4 | 3 | 3 | 4 | 14 | 41.00 |
(オッズはウィリアムヒル4月11日現在のものです)
現在のところトップ争いに参加できているのは、レッドブルとマクラーレンの2チーム。
当初、いい成績を収めるだろうと予想されていたフェラーリは、マシンの出来が非常に悪く、レースでは優勝争いに絡むことができないでいます。
ですので、ドライバーで言うと、
・ウェーバー
・ハミルトン
・バトン
の3人が、ベッテルの対抗になります。
この中で注目したいのは、バトンです。
前回のマレーシアGPではピレリタイヤの脆さがとても目立ちました。
長持ちすると言われるハードタイヤでも、悪くすると15周持たないほどだったのです。
こうなると、ドライビングの荒いドライバーはかなり不利になります。
逆にタイヤに優しい運転のできるドライバーには勝機が見えてきます。
ウェーバーは焦ると強引なドライビングをする癖があり、そのためタイヤが持たなくなることもしばしばです。
また、ここ一番のスピードを持つハミルトンもかなりタイヤに負担をかける走りをします。
そこで、バトンなのです。
マクラーレンの車自体は、あまりタイヤに優しくありません。
が、きれいな走りをするバトンは、前戦その車でタイヤを見事に持たせてみせました。
次の上海サーキットは、マレーシアのセパンサーキットと同じく、ヘルマン・ティルケの設計によって作られました。そう。同じくらい抜きやすく、また同じくらいタイヤに厳しいサーキットなのです。
ここでバトンが前戦と同じ走りをできたなら。
そして、ベッテルに何らかの失敗があったなら。
すべて「もしも」の話ですが、もしそうなったなら、バトンの優勝もあり得なくはありません。
また、表ではペトロフにしか触れませんでしたが、今年はルノーの車の完成度が高いので、同じルノーのマシンを駆るハイドフェルド(34.00倍)も大穴として、ありだと思います。
というわけで、今回の予想は。
1位 バトン
2位 ベッテル
ただし、繰り返しますが、ベッテルが圧倒的に有利なのは事実です。
その点を踏まえて、皆さんなりの賭け方を工夫してみてください。
ちなみに「ウィリアムヒル」では、2011年の特別企画として、
「シーズンを通してベッテルが何回優勝できるか」に賭けることもできます。
こちらのオッズは以下の通り。(4/11現在)
1~4回 5.00倍
5~8回 2.00倍
9~12回 2.75倍
13~16回 13.00倍
17~20回 51.00倍
今年のベッテルの調子なら13~16回辺りに賭けてみるのも面白いかもしれません。
注目の中国GP決勝は4月17日(日)です。
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