ついに今年もやってきました。3月18日(日)いよいよ2012年F1GPの開幕です。
今年は現役最速と呼ばれたライコネンがレースに復帰し、なんと6人のワールドチャンピオンが争うこととなりました。
一体、本当に速いのは誰なのか。今年のF1は、壮絶かつ過酷なバトル・ロワイヤルといった印象をレース前から見せています。
さて、第一戦のオーストラリアGPですが、これを予想するのはなかなか難しそうです。
というのも、テストでの結果しか情報がないからです。しかも、このテストがあてにならないのですから困ります。言うまでもありませんが、昨年、テストで絶好調だったフェラーリは、GP開始後いきなり失速し、逆に不調と見られていたマクラーレンが好調な走りを見せました。テストの結果とは裏腹にです。
では、誰がオーストラリアを制するのか。
そのヒントとして、過去5年間の優勝者を振り返ってみましょう。
2011年 ベッテル
2010年 バトン
2009年 バトン
2008年 ハミルトン
2007年 ライコネン
これを見ると、毎年マクラーレンが好調なのがわかります。
(2007年と2011年はライコネンとベッテルがそれぞれマクラーレンを破っていますが、じつは二人ともその年のチャンピオンに輝いているのです)
マクラーレンには、GP前の完成度の高さと安定性があります。これは頭の片隅に置いておいてもいいでしょう。
それに、それぞれのチーム事情とドライバー事情が関係してきます。
まずはフェラーリ。
昨年、惨敗した(と言っていいでしょう)フェラーリは、今年是が非でもチャンピオンシップを取りにくるはずです。テストではいまひとつでしたし、クルーが弱気なコメントを発表したりもしていましたが、これはブラフの可能性が高いとみます。
中でも、トップドライバーのアロンソは気になる存在です。今年こそ、と思う彼がオーストラリアを制する可能性は非常に高いと、個人的には考えます。
チームメイトのマッサに関しては、まだ一歩届かないといったところでしょうか。
続いてマクラーレン。
こちらもレッドブルに対抗する意識がそうとう高まっているはずです。毎年、序盤戦では有利にレースを運ぶチームだけに、オーストラリアでも有力候補となるでしょう。
ハミルトンはトップドライバーと言われながらも昨年、バトンの後塵を拝しました。これはある意味で屈辱です。巻き返しに力を入れていないわけがありません。ただし、ハミルトンの場合、力が入るとレースが雑になる傾向があるので、そこがやや心配です。
逆に、バトンのほうは冷静にレースに対処するでしょう。雨でも降れば、バトン優勝の目は一気に高くなります。
そして、昨年優勝のレッドブル。
今年は排気の仕掛けが禁止され、マシンの戦闘力がやや落ちたと言われています。おそらく、昨年のような驚異的な速さはもう見られないでしょう。とはいえ、速いマシンを作るのには定評があるチームです。あとはドライバー次第といったところだと思います。
そのドライバーの筆頭、昨年のチャンピオン、ベッテルは今年も好調なように見えます。昨年の勢いをそのまま持ち込めれば、簡単に優勝できてしまいそうです。
チームメイトのウェーバーにはやや勝負弱さがありますが、母国グランプリだけに力は入っていると思われます。
ほか、目立ったところでは、
ロータスのライコネン、メルセデスのシューマッハ、ロズベルグが挙げられるでしょうか。特にライコネンは最終テストでトップタイプを叩き出しました。この力が本物なら復帰後いきなり優勝もあり得なくはありません。
シューマッハも今年は勝負の年。マシンに泣かされ続けてきましたが、今年はいけそうな予感があります。
と、書いていくと誰が優勝してもおかしくない状況なのがわかります。
まったく見えないと言っても言い過ぎではないくらい、今年の開幕戦はわかりません。
それでも、敢えて点数を付けて考えてみたいと思います。
ドライバー |
ドライビング |
ピット戦略 | 勢い | マシン |
総合計 | オッズ |
ベッテル(レッドブル) | 5 | 4 | 4 | 4 | 17 | 2.37 |
ウェーバー(レッドブル) | 3 | 3 | 3 | 4 | 13 | 7.00 |
アロンソ(フェラーリ) | 5 | 3 | 3 | 4 | 15 | 9.00 |
マッサ(フェラーリ) | 3 | 3 | 2 | 4 | 12 | 51.00 |
ハミルトン(マクラーレン) | 4 | 4 | 4 | 5 | 17 | 6.00 |
バトン(マクラーレン) | 4 | 4 | 4 | 5 | 17 | 7.50 |
シューマッハ(メルセデス) | 4 | 3 | 3 | 4 | 14 | 23.00 |
ニコ・ロズベルグ(メルセデス) | 4 | 4 | 3 | 4 | 15 | 21.00 |
キミ・ライコネン(ロータス) | 5 | 3 | 4 | 4 | 16 | 23.00 |
小林可夢偉(ザウバー) | 4 | 3 | 3 | 3 | 13 | 81.00 |
(オッズはウィリアムヒル3月8日時点のものです)
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これと諸事情をすべて考えたうえで、私の予想はこうです。
1位 ハミルトン
2位 ベッテル
3位 アロンソ
やはり安定性のあるマクラーレンがトップ。2位に勢いのベッテル。かろうじて3位にアロンソが入るとみました。
とはいえ、初戦ですので何が起こるかはわかりません。
ですので、もう2パターン予想をしておきます。
まずはこちら。
1位 バトン
2位 ベッテル
3位 ロズベルグ
これは雨の場合、レインレースの時です。
そして、もうひとつ。
1位 ライコネン
2位 アロンソ
3位 小林可夢偉
こちらは完全に私の希望。こうなったら楽しいだろうなぁという予想です。
いずれにせよ、激戦になるのは間違いありません。
アロンソとハミルトンのバトル、ライコネンとベッテルのバトルなど、ドライバー同士のバトルも想像するだけでもワクワクしてきます。
今年のF1は楽しめる要素が盛りだくさんです。ぜひ、楽しみながら予想してみてください。
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