F1グランプリ オッズと予想 第14戦 「シンガポールGP」

いよいよF1がアジアへとやってきます。
待望の日本GP、鈴鹿まであと2戦を残すのみ。
否が応にも期待は高まります。

さて、今回は2008年から加わったわりと新しめのシンガポールGP。
使用されるマリーナベイ・ストリート・サーキットは市街地コースだけあって、
路面の状況が悪く、しかもナイトレースのため、ドライバーにはかなりの負担が強いられます。
その中で勝つのは、実力者と言えるドライバーだけでしょう。

参考までに2008年以降の成績を挙げておきます。

2008年優勝 アロンソ
2009年優勝 ハミルトン
2010年優勝 アロンソ

もちろん、毎年車の状況は違うので、今年どうなるかはわかりません。
それを踏まえた上で、予想をしていきたいと思います。

現在、最も勢いのあるドライバーと言えば、ベッテルをおいて他にありません。
13戦を終えての8勝は数字にすれば61.5%の勝率。これはまさに圧倒的です。

また、ここ数戦のベッテルの勝負振りも目を見張るものがあります。
これまでルーキー扱いされてきたベッテルですが、ついに目覚めたという感じがします。
先に言ってしまいますが、次の優勝もほぼベッテルで間違いないでしょう。

あとは2位、3位の表彰台に誰が上るかです。
ここで考えたいのはF1の面白さです。
これまで幾度となく名勝負を見せてきたF1ですが、
その勝負を面白くしてきたのはいつも「運」でした。

シンガポールGPでベッテルが優勝した場合、
アロンソが4位以下、かつ、バトンとウェーバーが3位以下だと、
ベッテルの総合優勝(チャンピオンシップ)が決まります。

ですが、F1の世界の「運」はそんなに甘いものではありません。
おそらく優勝争いは鈴鹿か、下手をすれば韓国やインドまでもつれる、
と思われます。

その場合、考えられるのは以下の順位です。

1位 ベッテル
2位 バトン
3位 アロンソ

これだとチャンピオンシップ争いは熱を帯びてきます。
そして、もしF1の神様がいて、ベッテル優勝という条件を付けるなら、
この結果を選ぶと思うのです。

今回の予想にかなりオカルト的な要素が入っていることは自分でわかっています。
けれど、時としてF1にはそういうことが起こり得ます。

いつもの表も見ておきましょう。

 
ドライバー
 
ドライビング
ピット戦略 勢い  
総合計 オッズ
ベッテル(レッドブル) 20 2.00
ウェーバー(レッドブル) 15 8.00
アロンソ(フェラーリ) 18 5.50
マッサ(フェラーリ) 12 51.00
ハミルトン(マクラーレン) 15 4.50
バトン(マクラーレン) 18 9.00
シューマッハ(メルセデス) 15 101.00
ニコ・ロズベルグ(メルセデス) 13 67.00
小林可夢偉(ザウバー) 13 501.00

(オッズはウィリアムヒル9月21日現在のものです)

タイヤに優しい一方で、ここぞという時の力に欠けると思われていたバトンが、
ここ数戦素晴らしい成績を収めています。
車に乗れている、というのが観ているほうにも感じられる走りには、
大きな期待が持てます。
一方で、チームメイトのハミルトンは、どこか歯車がかみ合っていない感じで、
対ベッテルの筆頭と言われながらも、なかなか成績をあげられないでいます。

アロンソはシンガポール2勝の実績もあり、車も良くなってきています。
これなら今回のGPでの表彰台圏内も期待できるでしょう。

もう一度書きます。
今回のシンガポールGPでの予想はこうです。

1位 ベッテル
2位 バトン
3位 アロンソ

ただし、雨が降るようなら結果は変わってくると思われます。
その場合は、

1位 バトン
2位 アロンソ
3位 ベッテル

こうなると、チャンピオンシップはより面白さを増します。

F1にはレースを面白くする神様がいると僕は信じます。
その上での予想を、あなたはどう思うでしょうか。

アジアシリーズの初戦、シンガポールGP。
結果は神のみぞ知る、ですが、予想を立てるのは自由です。
もしかしたら、神様のいたずらで、ベッテルがリタイヤなんてことも、
あり得なくはないのですから。
レース開催は今週末、9月25日(日)。
果たしてF1の神様はどんなドラマを用意しているのか。
いまから結果を楽しみに待ちましょう。




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