いよいよあと2戦を残すのみとなった今年のF1GP。前戦で劇的な優勝を飾ったライコネンですが、惜しくも優勝戦線からは離脱しました。これにより、ついに、アロンソとベッテルの一騎打ちに。次戦で決着が着くのか、はたまた最終戦まで持ち込まれるのか。気になるアメリカGPを早速予想してみましょう。
まずは、現時点でのランキングのおさらいから。
1位 ベッテル 255P
2位 アロンソ 245P
3位 ライコネン 198P
4位 ウェバー 167P
5位 ハミルトン 165P
ライコネンとアロンソの差はわずかに10ポイント。
続いて、各ドライバーの特質をいつもの表で見てみます。
ドライバー |
ドライビング |
ピット戦略 | 勢い | マシン |
総合計 | オッズ |
ベッテル(レッドブル) | 5 | 4 | 5 | 5 | 19 | 2.37 |
ウェーバー(レッドブル) | 4 | 4 | 3 | 5 | 16 | 10.00 |
アロンソ(フェラーリ) | 5 | 5 | 5 | 4 | 19 | 6.50 |
ハミルトン(マクラーレン) | 4 | 4 | 2 | 5 | 15 | 3.75 |
キミ・ライコネン(ロータス) | 5 | 4 | 4 | 4 | 17 | 17.00 |
(オッズはウィリアムヒル11月12日時点のものです)
オッズ上はベッテル、ハミルトン、アロンソの順になっています。
この中で注目なのは、やはりベッテルでしょう。
前戦ベッテルは最後尾からなんと3位に躍り出ました。この勢いは半端ではありません。
一方のアロンソも、調子のよくない車を見事に乗りこなし2位を奪取。
レースこそよくありませんでしたが、ハミルトンも圧倒的な速さでポールポジションを獲得しています。もちろん、優勝したライコネンに勢いがあるのは言うまでもありません。
では、アメリカGPを制するのは誰なのか。
今回のレースのポイントは、誰もが初めて走るコースであるということにあります。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズと名づけられたこのコースは、ヘルマン・ティルケの設計。その点では、他のサーキットとあまり変わりはありません。ですが、初めてのコースは路面が粗く、ドライバーを苦しめます。
できるだけ早くコースに馴染み、悪路と戦い、走るコースを見抜く。
こういう能力が初めてのコースでは求められるのです。
この点、抜きんでているのはベッテルです。
彼の適応能力は他のドライバーと比べてかなり高いと言えるでしょう。
逆に、適応能力にやや難があるのがハミルトン。
経験で能力をカバーしているのがアロンソと言えるかもしれません。
というわけでは、予想はこうです。
本命 ベッテル
対抗 アロンソ
大穴 ライコネン
ただし、これはあくまでも予想。
ワールドチャンピオンに賭けるアロンソの意地を考えると、アロンソ優勝の目もかなり高そうに思えます。
なにより、アロンソのコメントが不気味です。
「武士は、目的を達成するまでは躊躇(ちゅうちょ)せず、疲れも、ほんのわずかな失望も見せない」
どちらにしても総合優勝争いは最終戦までもつれるでしょう。
ここで、ベッテルが勝って差を広げるか、アロンソが勝って差を縮めるかが大きなポイントとなるに違いありません。
次回2012年F1GP第19戦アメリカGPは、11月18日(日)開催。激戦必至のレースをぜひ、その目でお楽しみください。
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