サッカー好きによる試合予想、はやいもので第100回目を迎えました。
上手に今年最後の予想が100回目となれば、おもしろかったんですが。そうは問屋が卸さない、ようです。今後とも、よろしくお願いします。
さて、2014年も残すところあとわずか。サッカー界もまもなく短いお休みに入ります。
先日、Jリーグではガンバ大阪がJ1復帰1年で3冠を達成。また、ヨーロッパ各国でもリーグ前半戦がまもなく終了します。ワールドカップから走り続けてきた選手たちです。少しでも休めるといいですね。
そして、いまや年末恒例の大イベントですね。クラブ世界一決定戦、FIFAクラブワールドカップ決勝戦が行われます。
組み合わせは大方の予想通り、南米のサン・ロレンソとスペインのレアル・マドリードとなりました。
2014年を締めくくる大試合です。お見逃しのないよう、ご注意を!
それでは! いつものように前回の結果を。
12/14 FIFAクラブワールドカップ 「クルスアスル vs ウェスタン・シドニー」
予想は「クルスアスル 0(PK3-4)0 ウェスタン・シドニー」!
結果は「クルスアスル 3-1 ウェスタン・シドニー」!
完全に外れてしまいました。予想のポイントとしてはいいところをつけてはいたと思うのですが、まさかこんな結果になるとは。申し訳ないことです。
最悪のピッチコンディション。激しい雨と水のたまったフィールドで、試合は行われました。両チームともにボールを動かすのに苦労しながらも、何度かの決定機を迎えます。
しかし、水たまりに足をすくわれ、あるいは雨で視界を遮られ、前半はスコアレスで終了。試合が動いたのは後半65分のことです。
ここまで劣勢のウェスタン・シドニーですが、クリアからのワンチャンスをモノにします。ラ・ロッカが遠目からミドルシュートを放ち、先制。
しかし、後半74分のアクシデントから流れが大きく変わります。ウェスタン・シドニーのスピラノビッチが2枚目のイエローカードを受けて退場。残り1/4を10人で戦うことになってしまいます。
すると89分。ここまで耐えに耐えてきたウェスタン・シドニー。しかし、ついにクルスアスルの攻勢に屈してしまいました。ファビアンがエリア内に侵入したところで倒されてPK。これをクルスアスルキャプテンのトラードが決め、試合は延長に。
延長に入っても流れはクルスアスル。10人でなんとか守っていたウェスタン・シドニーでしたが、102分のスタンリーの退場で、チームは瓦解します。
直後の108分にパボーネ。終了間際の118分にPKをトラード。中米カリブ海王者がレアル・マドリーの待つ準決勝へと進みました。
が、先日レアル・マドリードに0-4の一方的な展開で敗退。激戦を制した勢いすら一蹴する、ヨーロッパ王者の圧倒的な強さを見せつけられる結果となりました。
さて、本題の世界一決定戦。今年の一番はどのチームだ!
12/21 FIFAクラブワールドカップ決勝戦 「レアル・マドリード vs サン・ロレンソ」
私の予想は「レアル・マドリード 3-0 サン・ロレンソ」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
レアル・マドリード勝利 1.08倍
ドロー 10.00倍
サン・ロレンソ勝利 26.00倍
公式戦21連勝。国内リーグでライバルであるバルセロナを下し、チャンピオンズリーグでリヴァプールに快勝。
もはや地球上に敵なし、の今シーズンのレアル・マドリード。国内リーグ開幕当初こそつまづきましたが、以降は右肩上がり過ぎ。引き分けすら許さない、堂々たる強者としてこの大会決勝の舞台に立ちます。
一方の南米代表、サン・ロレンソ。こちらも世界でも有数のビッグクラブです。元横浜フリューゲルスのモネールが在籍していたチームとして、日本でも知られていますね。…いますよね? とにもかくにも、100年に及ぶ歴史、国内リーグ13連勝、無敗優勝などなど、実績に事欠かないクラブチームです。
準決勝ではオークランドシティを延長戦の末に下し、なんとか決勝への切符を掴み取りました。しかし、この試合の体たらくをみるに、レアル・マドリードを下すのはとても難しいと考えます。
サン・ロレンソを延長に追い込んだオークランドシティ、じつは選手のほとんどがサッカーとは別の本業を持ついわば「セミプロ」集団なんです。(そんな状態でここまで勝ち上がるオークランドシティもすごいのですが)世界を代表する南米の強豪が、初戦とはいえセミプロ集団に延長戦に持ち込まれてのギリギリの勝利。
もはや戦う前から決勝の結果は見えていると考えていいでしょう。ヨーロッパ代表レアル・マドリードが、圧勝でこの大会を締めくくると予想します。
それでは今日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!
(オッズは2014年12月20日2時現在のものです)