サッカー好きによる試合予想、第105回。
先日のアジアカップは大方の予想通り、オーストラリアが優勝。2位は韓国となり、日本以外はほぼ順当な結果となりました。
優勝候補とはいえ、ここ数年、妙な不調に悩まされてきたオーストラリアと韓国。胸をなでおろしたことでしょう。
一方で、前回大会の王者としてこのアジアカップを迎え、大きな課題を残した日本代表。ワールドカップ以降、なんとなくいいことがありません。
どこかで気持ちのいい勝利を得て、勢いを取り戻してほしいものです。
それでは、まずは前回の結果から。
1/30 ブンデスリーガ「VfLヴォルフスブルク vs バイエルン・ミュンヘン」
予想は「VfLヴォルフスブルク 0-2 バイエルン・ミュンヘン」！
結果は「VfLヴォルフスブルク 4-1 バイエルン・ミュンヘン」！
とんでもないゲームとなりました。
前半戦を無敗の1位。対する2位のヴォルフスブルクに11もの勝ち点差をつける独走状態のバイエルンに、後半戦の開始早々、ついに土がつきました。
試合はやはりバイエルンの攻撃からはじまります。しかし、先に点を獲ったのはホームヴォルフスブルク。前半なんと4分。自陣でボールを奪うと素早いカウンターを繰り出し、ドストが決めて先制。出鼻をくじくような鮮やかなゴールでした。
その後、攻めるはやはりバイエルン。7割近い圧倒的な支配率でヴォルフスブルクに襲い掛かります。が、前半アディショナルタイム、FKのこぼれ球に再びドスト。2点差をつけて折り返します。
後半もバイエルン攻め込みますが、この前に前にの意識がまたしても悪い方へと転びます。53分、デ・ブルイネが敵陣を一人走り、そのままゴール。
その後なんとか1点を取り返したバイエルン。しかし、73分にまたしてもカウンター。最終的には4-1と大差のゲームとなりました。
とにもかくにも見事なカウンターで決まったこの試合。今後もバイエルンはやはり強いと思われますが、つけ入る隙を他チームすべてに与えてしまったのかもしれません。
さて、続いてはスペインより、マドリードダービーを予想したいと思います。
2/8 リーガ・エスパニョーラ 「アトレティコ・マドリード vs レアル・マドリード」
私の予想は「アトレティコ・マドリード 0-1 レアル・マドリード」です！
ウイリアムヒル現在のオッズは
アトレティコ・マドリード勝利 3.20倍
ドロー 3.30倍
レアル・マドリード勝利 2.25倍
スペインのライバル関係といえば、レアル・マドリードとFCバルセロナが有名ですね。両チームが激突するエル・クラシコの盛り上がりはそれはそれは大変なものです。
しかし、過去レアル・マドリードで活躍したホセ・マルティネス・サンチェスが言うように、「歴史的に見ればレアル・マドリードの最大のライバルはアトレティコ・マドリード」。今回のダービーの盛り上がりも、とても一言では言い表せないものです。
そんな今回のゲームはいくつかのおもしろい要素があります。
まずは順位。リーガの現在1位と3位。今回の勝ち点差は4です。続いては、レアルの大・大・大エースのクリスティアーノ・ロナウドが2試合の出場停止明けであること。さらには半月前に行われたコパ・デル・レイにて、アトレティコがレアルを1勝1分で破り、レアルの敗退が決定しました。
コパを落としたため、リーガとチャンピオンズリーグは何としても勝ちたいレアル。ライバルに勝利したいのまま勝利を重ねたいアトレティコ。後半戦の明暗を分けそうな、重要なゲームになりそうです。
さしあたって気になる点は、クリスティアーノ・ロナウドの状態です。先日のコルドバ戦で相手選手を蹴り、退場。その後、2試合の出場停止処分が科されました。怪我というわけではないのでフィジカル面での問題はありませんが、メンタル面で揺さぶられているかもしれません。自らが招いたことですのでね、自業自得といえばそこまでですが。
ただ、万が一、ロナウド欠場といった事態になっても、今のレアルは十二分に戦える戦力を持っています。ワールドカップで輝いたハメス・ロドリゲスを筆頭に、ウェールズ代表のベイル、フランス代表のベンゼマ等々。
先日の敗戦もあり、決して相性がいいとは言えない相手です。しかし、リーガとチャンピオンズリーグに注力できるレアル・マドリードが勝利を収めると予想します。
それでは本日はこのあたりで。
外れても怒らないでね！
（オッズは2015年2月4日15時現在のものです）
