サッカー好きによる試合予想、第125回。
梅雨が明け、急に暑くなりました。
サッカーをプレーするにも観るにも、酷な時期です。
先日、Jリーグセカンドステージがはじまりました。ファーストステージでは浦和レッズが無敗で優勝。
引き分けは意外とあったのですが、それでも2位以下に大きく差をつけ、得点数もぶっちぎりです。
Jリーグがはじまったころ誰も想像しなかった浦和の黄金時代は続きそうです。
ヨーロッパはオフに入り、各国でプロモーションやエキシビジョンが行われています。
先日、日本にもあのスーパープレイヤーが商品のPRにやってきました。
そして前回はじめて取り上げたメジャーリーグサッカー。およそ20試合、全日程の3分の2が終了しました。
Jリーグとほぼ同時期ですのでね、たまにはこちらにも注目してみてください。
それでは本日も前回の結果から。
7/13 メジャーリーグサッカー 「ニューヨークシティ vs トロントFC」
予想は「ニューヨーク・シティ 2-1 トロントFC」!
結果は「ニューヨーク・シティ 4-4 トロントFC」!
結構な荒れ具合です。やはり、まだこれからのリーグのようですね。
試合はやはり、あのスペシャルな選手の一発からはじまりました。ペナルティエリアの隅、意外と遠い位置からのフリーキック。
やや低めの軌道で放たれたボールは、GKの手をはじき吸い込まれるようにゴールの内側へ。
その後、両チームにPKのチャンスが与えられますが、どちらもが失敗。また、あいだにトロントのオウンゴールがあり、前半30分には2-0となります。
さてさて、今試合のおどろきはここから。まさに「怒涛」です。
前半34分、さきほどPKを失敗したトロントのセバスティアン・ジョヴィンコが、今回は成功。差を1点に縮めます。
続く40分、2本のパスで抜け出した同選手が倒されながらも豪快なシュートを放ち、2点目。
そして44分。サイドからの早く低いクロスを、向かってくるGKの頭上に浮かせ3点目。
たった10分間でのハットトリック。まだまだ荒い部分もあるリーグとはいえ、これは快挙といっていいのではないでしょうか。
あっというまに逆転したトロントですが、後半またしてものPKをダビド・ビジャがきっちりと決め、同点。
その後は両チーム1点ずつを奪い同点で試合は終了。カードはそれほど多くなかったのですが、荒れたなぁといった印象でした。
しかし、セバスティアン・ジョヴィンコの3得点は見事。もしPKを決めていたなら4得点です。
ユヴェントス等で活躍していたころを思い出させる、すばらしいゴールラッシュでした。
つづいては予想。後半戦はどのような展開が待っているのか。
7/27 メジャーリーグサッカー 「D.C. ユナイテッド vs フィラデルフィア・ユニオン」
私の予想は「D.C. ユナイテッド 1-2 フィラデルフィア・ユニオン」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
D.C. ユナイテッド勝利 2.05倍
ドロー 3.25倍
フィラデルフィア・ユニオン勝利 3.50倍
東地区1位、D.C. ユナイテッド。同地区7位、フィラデルフィア・ユニオン。順位こそ差が開いていますが、意外とレベルに差はありません。
リーグ初年度(1996)より所属する、リーグ内では強豪に位置するD.C.ユナイテッド。
22試合で10勝7敗5分、24得点20失点。この数字から守備力や支配率の高いチームだとわかります。
一方、2010年よりリーグに所属しているフィラデルフィア。まだ若いチームとあって、ここまで21試合で6勝11敗4分、26得点34失点。
得点力はリーグでも屈指、しかし守備面の不安が大きいチームです。
さて、単純なデータを見比べただけですが、順当であればやはりD.C. ユナイテッドです。
しかし最近5試合で1勝2敗2分、このうち1勝がすでに1か月前なのが気がかりです。
くわえて、7/1の同カードのゲームではアウェーとはいえ2-1で敗北。調子も雰囲気も、とてもいいとは思えません。
かたやのフィラデルフィアは2勝2敗1分。3点をとって勝利した次の試合で4点をとられるなど、失点が多いのですが、全試合で得点を挙げています。
10回試合を行えばD.C. ユナイテッドが勝ち越すでしょう。8勝くらいはしてしまうかもしれません。
しかし、ここ数試合の不調と負けても点をとるフィラデルフィアの攻撃力はD.C. ユナイテッドにとって大きな不安要素。
意外といえば意外、でも確かに予兆はあった。といったゲームになるのではないでしょうか。
それでは、本日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!
(オッズは2015年7月22日17時現在のものです)