サッカー好きによる試合予想、第131回。
Jリーグ2ndステージは想像以上に「意外」。
1stステージ無敗優勝の浦和が中位に沈み、あまりパッとしなかった鹿島が上昇。同様に、柏が上がり、川崎が下がり。
まだ2ndステージおよそ半分の試合を残しているとはいえ、年間を通した順位は、思いもよらないものになるかもしれません。
さて、「意外」な展開は欧州でも起きています。
イタリアではユヴェントスがいまだ未勝利。かたやインテルは全勝。
ドイツではドルトムントが開幕ダッシュ。イングランドではチェルシーが下の下の下。
予想だにしなかった状態のチームがあれば、おいおいなぜこんなに好調なんだ、というチームもあり、混戦模様は世界規模。
最後に待っているのはどういった結末なのでしょうか。
それでは前回の結果を。
9/12 スペイン リーガ・エスパニョーラ 第3節 「アトレティコ・マドリード vs バルセロナ」
予想は「アトレティコ・マドリード 0-2 バルセロナ」!
結果は「アトレティコ・マドリード 1-2 バルセロナ」!
結果はおおむね想像通り。しかし試合は、思いもかけないスタートでした。
バルセロナの先発メンバーにあの名前がありません。
というのも、この試合の前日に第二子が誕生し、練習を欠席していたんですね。
監督からは起用を明言されていたものの、スターティングメンバーからは外れることとなりました。
さて、少しの不安が生まれましたが、やはりバルセロナは強い。
メッシがいないとあって、無理に攻めることはしませんが、序盤からボールを保持し、試合をコントロール。
何度かのチャンスを作り、アトレティコゴールに迫ります。
前半は得点こそ奪えませんでしたが、「これはバルセロナだな」と感じさせるに足る展開でした。
しかし、後半にはいると雰囲気がまた変わります。
だんだんとペースをつかみ始めたアトレティコは51分、中盤からポンポンとパスをつなぎ、最後はフェルナンド・トーレス。
ワンタッチで繰り出す理想的なカウンターでした。
この予想外の展開に、少しぎょっとさせられましたが、その不安はすぐに消えます。
54分、ネイマールが自ら獲得したフリーキックを決め、同点。振り出しに戻します。
59分、ついにリオネル・メッシが投入されます。
残り時間を考えると、さすがに引き分けかとも感じましたが、決着はあっさりとやってきました。
76分、ポストプレーでルイス・スアレスがボールを落とすと、そこにいたのはやはりのメッシ。
左足でボールを押し込み、逆転に成功。
その後バルセロナはゲーム支配と守備でゴールを許さず。
第二子の誕生を祝うゴールで、強豪アトレティコを粉砕しました。
つづいては本題。下位に沈む強豪チェルシーの一戦です。
9/19 イングランド プレミア・リーグ 第6節 「チェルシー vs アーセナル」
私の予想は「チェルシー 0-1 アーセナル」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
チェルシー勝利 2.15倍
ドロー 3.50倍
アーセナル勝利 3.20倍
現在、マンチェスター・シティが圧倒的な強さをみせているプレミアで、アーセナルは妥当な4位。
王者チェルシーはだれが予想したでしょうか、20チーム中、17位。たったの5試合で、連覇の夢は露と消えました。
なぜか、と問われましても、正直なところこちらは聞きたいくらい。
現状出ている数字からは、得点は取れているものの、失点がリーグ最多ととても多いことがわかります。
モウリーニョ監督も、「自分のキャリアにおいてワースト」と語るように、チェルシーは現在、絶不調です。
とはいっても、アーセナルも絶好調かというとそうでもありません。
先日のストーク・シティ戦、アーセナルは攻めに攻めました。
ホームの利を活かし、復帰したエジルを前線に置き、驚くほどに攻めました。
しかし、29本ものシュートをはなちながら、ゴールを割ったのはたったの2度。
5点獲ってもおかしくない内容だっただけに、なんだかすっきりしない試合でした。
調子はふつう、悪くはないアーセナル。なにをやってもうまくいかないチェルシー。
今の両チームを一言で表すと、このような感じ。
試合はチェルシーのホームとなりますが、今シーズンは2試合をホームで戦って1敗1分といいところなし。
長いシーズンですので、そのうち調子を上げてくるでしょう。
どこかで気持ちのいい勝利を挙げれば、狂ったリズム整うと思います。
ですが、相手は強豪アーセナル。決して調子は悪くない。
となると、絶不調チェルシーはホームでまたしても手痛い敗北を喫するのではないでしょうか。
それでは、本日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!
(オッズは2015年9月15日14時現在のものです)